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新版 実戦・日本語の作文技術 朝日文庫

本多勝一

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022619648
ISBN 10 : 4022619643
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan

Content Description

わかりやすく、論理的な文章を書くための作文技術、その中心的部分である「語順」と「句読点」を改めて考察する。また、裁判の判決文、立札の文句など、さまざまな分野の文章を徹底的に添削してみる。文章術のロングセラーの続編を、文字を大きく読みやすくした新装版。

目次 : 前編 実戦・日本語の作文技術(読点の統辞論―日本語のテンについての構文上の考察/ 「わかりやすい」ということ/ かかる言葉と受ける言葉―「直結」の原則/ 「修飾の順序」実戦編/ 「テンの二大原則」実戦編/ 裁判の判決文を分析する/ 欠陥文をどう直すか/ たかが立て札の文句だが)/ 後編 日本語をめぐる「国語」的情況(日本語と方言の復権のために/ 『日本語類語大辞典』の編纂を/ 日本には日本語の辞書が存在しない/ 真の「日本語大辞典」への一里塚たる藤原与一博士の『瀬戸内海方言辞典』/ 作文を嫌わせる法/ 複眼と「複眼的」/ 何をもって「国語の乱れ」とするのか/ 家畜人用語辞典のこころみ)/ 付録 わかりやすい説明文のために―西郷竹彦氏との対話

【著者紹介】
本多勝一 : 1931年、信州・伊那谷生まれ。朝日新聞編集委員を経て『週刊金曜日』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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毎日のように使っている日本語ですが、伝わ...

投稿日:2021/04/12 (月)

毎日のように使っている日本語ですが、伝わりやすくかけていただろうか?そのつもりでしかなかったかがよくわかります。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みなみ

    前作(日本語の作文技術)の続編。前作の復習として、句読点の打ち方や修飾語の順序について原則をおさらいしているほか、さまざまな分野の文章を分析している。裁判の判決文はどうすれば分かりやすい文章になるのかを分析している章が、とても分かりやすくて良かった。判決文特有の型に無理やり当てはめて書くと、国民一般には分かりにくい文章になってしまうんだろうな。

  • 人間万事塞翁が馬

    今日は小学校に行き、新聞記者の方による「写真教室」に立ち合ってきました。小学生に「良い写真を撮るためのコツは」と聞かれ、「撮った写真が真実を写しているか見極めること」と結構難解なことを仰っていました。写真と言えば「自撮り」ばかりしている自分には到底届かない境地です。今年のはじめにNHKの「プロフェッショナル(仕事の流儀)」で大西寿男さんという校閲者が取り上げられていましたが、この人の校正がもの凄く、出版物の一語一語を本当に妥協せず「書いてあることが正しいか」追い求めていました。何だかそれを思い出しました。

  • オリマー

    面白かったです。作文技術として、読点の打ち方を中心に解説があり、各分野における日本語の現状などがわかりやすく書かれています。また、後半は様々な観点から日本語について語られており、記者としての経験を踏まえた書き方や教育のありかたなど幅広い分野に言及されていて、とても読みごたえがありました。読んでよかったです。

  • まこ

    前作で学んだことをベースに実際に作文を書いてみよう。というよりは、雑誌とかから悪文を引っ張ってきて添削してる感じだなぁ。後編は作者が全方位に喧嘩売って、自分が一番日本語のことを大切にしてるんだって上からいきってる。

  • kumoi

    学生の頃、読書感想文を何回か書かされたが、文章の書き方を教えてもらった記憶は一度もない。読点の打ち方・段落の分け方・構成の仕方など学ぶべきことはたくさんあるというのになぜ教えないのか。良い生徒を演じるための文章をいくら書いたところで成長の見込みはないにもかかわらず。ちゃんと言葉にしましょうと指導する教師の方こそ言語化能力に欠けているのではないか。とは言え、先生も作文技術を教わっていないのだから仕方あるまい。生成AIの言葉に惑わされることなく、自分の言葉で生きていこうと考えている人に薦めたい。

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