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子ども若者の権利とこども基本法 子ども若者の権利と政策

末冨芳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750356587
ISBN 10 : 4750356581
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもや若者の幸せや権利を尊重する社会を実現するためにはどうしたらよいのか。子ども若者の「権利」を根源から考え、「政策」をつくり継続していくための、議論の発端となるシリーズの誕生!こども基本法成立、こども家庭庁の発足後、初となる概説書。

目次 : 第1部 子ども若者の権利とこども政策(総論)(こども基本法の意義―子どもの権利と最善の利益を実現するこども政策のために/ 日本で子どもの権利はどれほど知られ、守られているか―セーブ・ザ・チルドレンの調査からみえた現状と今後の展望/ 子どもの人権・権利を守る仕組み―国内外での子どもコミッショナー、オンブズパーソンの取り組み ほか)/ 第2部 権利を基盤とした実践と政策の展開(守られる権利、愛される権利―子どもへの体罰禁止と親子を支える体制/ 子どもの声、子どもの力、子どもの最善の利益―虐待された子どものケアと新たなこども政策/ 小児性暴力から子どもが守られる仕組み、日本版DBSへの展望―子どもたちの声を聴く ほか)/ 第3部 こども政策とこども基本法の展望(子ども若者の参画を流行で終わらせない―子ども議会・若者議会・まちづくり/ こども基本法と教育政策)

【著者紹介】
末冨芳 : 日本大学文理学部教育学科教授。専門は教育行政学、教育財政学。京都大学教育学部卒業。同大学院教育学博士課程単位取得退学。博士(学術)。こども家庭庁こども家庭審議会分科会委員。文部科学省中央教育審議会臨時委員、経済産業省産業構造審議会教育イノベーション小委員会委員等を歴任。衆議院内閣委員会参考人(こども基本法・こども家庭庁設置法案)、こども基本法の成立を求めるPT(プロジェクトチーム)呼びかけ人

秋田喜代美監 : 学習院大学文学部教授、東京大学名誉教授。専門は保育学、教育心理学、学校教育学

宮本みち子 : 放送大学名誉教授・千葉大学名誉教授。専門は生活保障論、若者政策論、生活保障論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • とよぽん

    子どもが、子どもの権利の主体者として生きていける社会に! と思って。令和5年4月に「こども基本法」20条が施行された。その中身も知りたいと思ったし、この本では川崎市の先進的な事例が詳しく紹介されている。2000年に「川崎市子どもの権利条例」が成立したことは驚きである。その背景となった社会状況、子どもの意見を大人と対等に扱うパートナーシップ、2年間で200回の会議と集会を開いて作り上げた条例・・・。どこの自治体でもこんな大事業ができれば、子どもの権利の実現に近づくはず。

  • katoyann

    2023年に成立した子どもの権利に関する国内法であるごども基本法と子どもの実態について論じた本。子どもの権利条約に則り、子ども施策を推進することを謳った法律となる。現状としてはこども基本法も子どもの権利条約も周知度が低くて、未だに虐待や性被害に遭う子どもは数多い。子どもの個別救済機関の設置を含め、きめの細かい対応が取れる相談機関の設置が求められる。児童虐待について詳しく学ぶことができるという意味でもおすすめしたい。

  • いとう

    子どもの権利条約と子ども基本法は、いずれも子どもの健やかな成長と権利の尊重を目的とする点で共通しているが、その性格と機能には明確な違いがある。子どもの権利条約(1989年国連採択、1994年日本批准)は、すべての子どもを権利の主体として認め、差別の禁止、最善の利益の尊重、生命・生存・発達の保障、意見表明の尊重といった四つの原則に基づき、子どもの権利を国際的に保障するための基本的な枠組みを示した国際条約である。

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