Books

世界の歴史 26

木村靖二

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122051942
ISBN 10 : 4122051940
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期。欧米では国民国家が確立し、国家間の緊張と紛争を引き起こした。アメリカの資本主義、ソ連の社会主義、ドイツのワイマール民主主義とナチズムを軸に激動の移行期を検証する。

目次 : 第1部 第一次世界大戦―激動期の始まり(予想外の戦争/ 大戦下の西欧社会/ アメリカと第一次世界大戦/ 二つの帝国の崩壊/ 第一次世界大戦の終結)/ 第2部 宙吊りの世界―一九二〇年代の欧米社会(講和と新体制の模索/ 戦後経済と国際政治体制/ 繁栄と混乱の一九二〇年代アメリカ/ 西欧の政治・社会と文化/ ロシア、東欧の社会と文化/ 「危機の前の危機」)/ 第3部 国家の重み―一九三〇年代(世界恐慌/ ナチズム体制/ ニューディール体制/ スターリンの時代/ 一九三〇年代の現代文化/ 第二次世界大戦への道)/ おわりに―「戦争は静かに始まった」

【著者紹介】
木村靖二 : 1943年、東京都生まれ。64年、東京大学文学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。ミュンヘン大学留学。茨城大学助教授、立教大学教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て、立正大学文学部教授。専攻はドイツ近現代史

柴宜弘 : 1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。敬愛大学、東京大学助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻はバルカン近現代史

長沼秀世 : 1937年、埼玉県生まれ。60年、東京都立大学人文学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得後退学。津田塾大学教授。ミシガン大学他で研究員。現在、津田塾大学名誉教授。専攻は二十世紀アメリカ社会経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 佐島楓

    第一次世界大戦の箇所をメインに読んだ。写真、地図など豊富でやはり読ませるつくり。各国ごとに大戦の影響が集約されており、わかりやすい。ただこの戦争が泥沼化していく様子は何度読んでも何とも言えずつらいし、人間の心理として不可解な部分もある。

  • coolflat

    第一次世界大戦(1910年代)〜第二次世界大戦直前(1930年代)までの歴史。185頁。チェコスロバキアの外相ベネシュの様に自国を小国と位置づけて、小国の立場から積極的に外交を展開しようとする人物が現れた。ベネシュは東欧諸国が対立を乗り越え、相互に協力し合う状況を生み出すためには、欧州全体に安全保障体制を築き、相互の友好関係を持つ努力が不可欠であると考えた。ベネシュは東欧三国からなる小協商(チェコスロバキア、ユーゴスラヴィア、ルーマニア)とよばれる同盟体制を築いて、これを拠点として活発な小国外交を行った。

  • Mzo

    第一次世界大戦から第二次世界大戦開戦までを、アメリカ、ソ連、ドイツを中心に扱っている。ほとんどの国民は戦争を望んではいないのに、それでもこのような事態になってしまったのは何故か。この本は複雑な状況を考えるよい材料になると思う。政治・軍事だけでなく、文化にも多く触れられているのが面白い。

  • KAZOO

    この歴史の全集も26巻目であと4巻で最後です。2012年1月から読み始めてちょうど1か月に1冊くらいのペースできました。思えば中公版の世界の歴史は前の18巻の本も全部読みましたし、いまそのホームスクール版も読んでいます。この第26冊目は読みでがあり、第一次世界大戦から第二次世界大戦がはじまるまでです。かなりワイマールやニューディールなどを書かれており、かなり興味のあるところでしたので楽しめました。

  • 悠里

    この巻は1890年代頃〜1939年頃、帝国主義時代から第二次世界大戦までの歩みが書いてあるものです。印象的だったのはナショナリズムについてかなあ。ベル・エポックの裏にあった植民地競争からの総力戦。愛国心ってどこまでなら平和的なの?ナショナリズムって今現在はどうなの?戦争を忘れてきてる日本人、何も知らずに軍服や軍艦をかっこいいと愛でること、知らないうちに戦争になってるかもしれないよ(WW1の時みたいにね)。学んで、自分で考えて、行動しなきゃだよね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items