1冊でわかる皮膚病理 第2版 (皮膚科サブスペシャリティーシリーズ)

【皮膚科医・病理医必携の大ヒット病理テキスト，15年ぶりに待望の大改訂！】

皮膚科医・病理医必携の大ヒット病理テキストが，15年の時を経て大改訂．要点を絞った解説と，見開きの見やすい構成，わかりやすい写真説明は初版のままに，疾患数も写真も大幅に増やした．疾患解説には臨床像を提示．病理像と合わせてみることで疾患の理解も深まる．日常診療やカンファレンスはもちろん，初めての疾患に遭遇したときに，まず開く1冊．皮膚病理が苦手な医師もエキスパートも，皮膚病理を見る全ての医師の強い味方．

≪主要目次≫
総論
I．皮膚病理の勉強を始めるにあたって
1．光学顕微鏡を準備しよう
2．光学顕微鏡を正しく使用するには
3．Whole slide imaging (バーチャルスライド）を利用しよう
4．顕微鏡写真の撮り方と画像情報の利用法
5．病理診断に適した上手な皮膚生検方法
6．病理標本の作り方・検体の固定
7．各種染色法の特徴 (特殊染色，免疫染色）
II．皮膚病理の基礎を理解する
1．皮膚の正常組織
2．発疹の病理組織
3．皮膚病理の基本用語
4．皮膚病理診断学

各論1　炎症性皮膚疾患
I．湿疹，皮膚炎群，痒疹，蕁麻疹
II．紅斑症，薬疹，移植片対宿主病
III．血管炎，紫斑，その他の脈管疾患
IV．膠原病および類縁疾患
V．水疱症と膿疱症
VI．角化症
VII．色素異常症
VIII．代謝異常症，沈着症，異物
IX．真皮の疾患
�]．肉芽腫性疾患
?．皮下脂肪組織の疾患
?．付属器疾患
XIII．ウイルス性疾患
XIV．細菌，スピロヘータ，真菌感染症と節足動物による皮膚症
1．細菌・スピロヘータ感染症
2．真菌感染症
3．節足動物による皮膚症

各論2　腫瘍性皮膚疾患
I．嚢腫と偽嚢腫
II．表皮腫瘍
III．皮膚付属器腫瘍
1．毛器官毛包腫瘍
2．脂腺器官脂腺腫瘍
3．汗器官腫瘍
IV．色素細胞性腫瘍
1．Pathway I
2．Pathway II
3．Pathway III
4．Pathway IV
5．Pathway V
6．Pathway VI
7．Pathway VII
8．Pathway VIII
9．その他
V．軟部腫瘍と腫瘍類似病変
1．脂肪細胞性
2．線維芽細胞性／線維組織球性
3．周囲細胞性／平滑筋性/横紋筋性
4．神経系腫瘍
5．軟骨骨形成性腫瘍
6．脈管系腫瘍と脈管奇形
7．分化不明
VI．リンパ球/組織球系腫瘍
1．T細胞およびNK細胞腫瘍
2．B細胞腫瘍
3．組織球系腫瘍　組織球性／樹状細胞性腫瘍　他
VII．転移性皮膚腫瘍
VIII．その他の重要な疾患
索引