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ISBN 10 : 4469213853
Content Description
ことばの壁をどう乗り越える?一方の母語を使う。第三の言語を使う。通訳・翻訳を利用。双方が母語を使う、あるいは双方が相手の母語を使う。言語を混ぜて使う。「共通語としての英語」やエスペラントも含め、前半では多様な方略の特色と長所・短所を公平な視点で考察。後半では、ヨーロッパで最も断絶した言語境界線といわれるドイツ・ポーランド国境から、諸方略の実際の使用実態を報告する。
目次 : 第1部 異言語間コミュニケーションの諸方略―ヨーロッパの議論から(先行研究と本書の枠組み/ 共通語があれば大丈夫?/ なぜ相手の言語を学び使うのか/ 自分の言語を使うには/ 組み合わせと混合)/ 第2部 異言語間コミュニケーションの実際―ドイツ・ポーランド国境の調査から(断絶から交流へ―国境の成立から国境地域の現状まで/ 前提としての非対称性―地域の言語事情/ 主要な媒介方略の意義と限界/ 代替的な媒介方略の可能性)/ 結論部 もう一つの言語的多様性(まとめと展望)
【著者紹介】
木村護郎クリストフ : 1974年生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科教授、同大学院グローバルスタディーズ研究科国際関係論専攻教員。社会言語学、言語社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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