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美しき鐘の声 平家物語 二 春の夜の夢のごとし

木村耕一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866260471
ISBN 10 : 4866260475
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平清盛は、政治家としても、武将としても、優秀な人物だったからこそ、短期間で平家を急成長させることができたのです。しかし、人間は煩悩のかたまりです。地位、名誉、権力を握った清盛が、欲や怒りにまかせて「悪行」を重ねる姿が『平家物語』に描かれています。父と反対に、長男の重盛は沈着冷静で、バランス感覚があります。清盛が常軌を逸することをやりかけると、父を諌める役割を演じてきました。「跡継ぎの重盛がいる限り、平家の未来も安泰だろう」と、周囲から思われていました。果たして、重盛は、平家を支えていけるのでしょうか。

目次 : 第二巻に入る前に 「忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず」/ 第1章 灯籠の大臣の願い/ 第2章 以仁王の乱/ 第3章 宇治橋の合戦/ 第4章 伊豆の頼朝、挙兵/ 第5章 富士川の戦い/ 第6章 入道死去、経の島の土に

【著者紹介】
木村耕一 : 昭和34年、富山県生まれ。富山大学人文学部中退。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えみ

    平家物語ってきちんと要点だけでも理解できるとこんなにも面白いんだ。もし原文全巻読めたなら、どんな歴史を当時の人と近い目線で見られることができただろう、世相を読み取ることができただろう。考えただけでもわくわくが止まらない!物語を読むことから物語に触れることができる嬉しさをこの本はたっぷり教えてくれる。しかも平家の中で一番推している「灯籠の大臣」とも呼ばれていた平清盛の長男・重盛の人となりがわかる巻。個人的には彼が亡くなった時、平家は滅亡したのだと思ってる。平家を徐々に追い詰めていく源氏の活躍が目立ち始めた。

  • メープル

    中1息子と。。。歴史が好きな息子にわからない所を聞きながら(*^^*)2巻はとても心が痛む。。。挿し絵や、写真がやはり綺麗でその時代を思い描きながら読めます。早く3巻も借りてこよう。

  • カピバラ

    諸行無常の響きと盛者必衰のことわりが全編に貫かれています。平家が繁栄し平 清盛が権力の座を一族で独占し、それを守ろうと必死になるあまり、愚かな戦をし邪魔者は島に流し様々な人の恨みをかいます。平家の繁栄は僅か20年あまりで崩壊し清盛は妻、弟、子供、孫など一族の全てを敵に殺されてしまうのです。戦で 無数の若者の命が奪われていく様に無念、虚しさを覚えます。平安時代の平均寿命へ30才〜40才だったと言われています。人生は現代の私達よりずっと短かかったのかと思うと、諸行無常がより一層胸に響いてきます。

  • みるく

    清盛の長男、重盛はいい子なのに…‼︎

  • TITO

    清盛が悪者に描かれている意味を心に刻まみました。 義経はまだ、登場しませんでした。

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