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こころ彩る徒然草 兼好さんと、お茶をいっぷく

木村耕一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866260273
ISBN 10 : 4866260270
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『徒然草』を開くと、新しい景色が見えてくる。もっと明るく、もっと楽しく生きるヒント。

目次 : つれづれなるままに…(序段)/ 心を磨いて、すてきな人を目指しましょう(一段)/ 恋の気持ち、ときめきを理解できますか(三段)/ 未来を考える人は、魅力的な人です(四段)/ 千年も生きれば、本当に満足できますか(七段)/ ああ…、男は、なんて愚かなのでしょう(八段)/ 異性に対する惑いがなくならない…(九段)/ みんなと一緒にいるのに、なぜ、「独りぼっちだな」と感じるのか(一二段)/ 本を開くと、まだ見ぬ古の人と、心の友になれます(一三段)/ 旅に出るのは、いいものですよ(一五段)〔ほか〕

【著者紹介】
木村耕一 : 昭和34年、富山県生まれ。富山大学人文学部中退。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    コロナ禍の渦中、半引き篭もり生活で何かと不便な毎日ですが、その埋め合わせに読書を愉しまれて居りますでしょうか(時候の挨拶・三十一段)。 かなーり意訳がされています。その分理解し易いのかな。そして66/244だけ収録されて居るの。ちょっと残念だけど、仕方ない?ただ儂のお勧め第二百十七段が入って居ないとか。解せぬ。 “最後にお茶をもう一杯”ってコーナーがあって、ここが好き。徒然草読んだだけでは分からない、又は補完する時代背景や兼好法師さんの為人、思想みたいな事が少し垣間見えるの。( ¨̮ )。

  • みえ

    徒然草をわかりやすく説明してくれています。写真や絵に癒されます。

  • 陽子

    まさに、いっぷくして心癒され、あらためて色んなことを考えさせられる本。写真の緑茶がすごーく美味しそうです。花も水の景色も綺麗。「後で、時間を取って、しっかりやろう」これは、今を怠けている姿です。(第二十九段)「始めと終わりには、特別に、深い味わいがあります」(第一三七段)「千年も生きれば、本当に満足できますか」(第七段)。しなやかで懐深く、時に軽く戒めるような。徒然草を気軽に味わえるし、和む。装丁は児童書風に見えるが、大人向けに書いていると感じる。何度でも気軽に開けるお気に入り本。

  • タイ子

    つれづれなるままに…学校で習って以来の徒然草。 あの頃はただ勉強のためだけに難しい文章を読んでただけなのに、こんなに面白い内容だったんだ。 吉田兼好、いや兼好法師が亡くなって300年後にベストセラーになったという本、兼好さんが書いたのはその400年前。そして21世紀の現代に生きる人々に違和感を感じさせない生きるヒントを与えてくれるなんてすごいと思いませんか。イラストと写真入りの読み易い現代語訳で「なるほど!」「そうよね」とか頷きながら一気に読んでしまいました。ずっと手元に置いておきたい一冊になりました。

  • 智湖

    写真が綺麗だった。兼好法師の死生観がどうも自分には合わない。自然の美しさを感じる言葉は美しいけれど、無常感がやりきれない。法師であるなら、限りある命だからこそ夢も希望も持って、力いっぱい生きよ、と言って欲しいと思うのは私だけでしょうか。

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