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ISBN 10 : 4480073183
Content Description
「近代日本資本主義の父」とも称される実業家・渋沢栄一(一八四〇‐一九三一)は、日米・日中関係改善に尽力した「民間」外交家であり、さらには社会福祉、教育などにも深く関わった慈善事業家でもあった。本書は、論語・算盤・「民主化」という三つのキーワードをもとに、東アジアの伝統と文化の中で育まれた渋沢の精神を明らかにし、渋沢の構想した「英米資本主義」を超える日本発の新しいグローバル資本主義を考察しながら、稀有なリーダーの足跡を余すところなく踏襲する試みである。
目次 : 第1章 義憤と挫折を超えて/ 第2章 日本社会の基盤を整備する/ 第3章 合本主義とは何か/ 第4章 ヨーロッパ重視から米国重視へ/ 第5章 世界と日本の新たな姿を模索して/ 第6章 人生晩晴を貴ぶ
【著者紹介】
木村昌人 : 1952年横浜生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科(政治学専攻)博士課程修了、法学博士。株式会社三井銀行勤務後、スタンフォード大学アジア太平洋研究センターおよびハーバード大学ライシャワー日本研究所各客員研究員、ミズーリ州立大学客員教授、文京学院大学教授、公益財団法人渋沢栄一記念財団研究部部長および研究主幹を経て、関西大学客員教授、神田外語大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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