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ISBN 10 : 4865650911
Content Description
「臨床哲学」は、精神医学の本来の精神性を取り戻す人間のための哲学だ。ハイデガーや西田幾多郎を参照軸に「臨床哲学」の場所から現代科学にパラダイム・チェンジを促す。彼自身による「木村敏」入門。
目次 : 第1章 「自己」と「あいだ」からの出発(小さな憑依体験/ 主語的な自己と述語的な自己 ほか)/ 第2章 生命と生命論について(終わりのある生命と終わりのない生命/ 死をも含む「大文字の“生”」 ほか)/ 第3章 生きる主体(「生む」と「生まれる」、「生きる」と「生きられる」/ 「あいだ」と中動態 ほか)/ 終章 精神科医の臨床現場(治すことについて/ 患者とのつきあいについて ほか)
【著者紹介】
木村敏 : 1931年生まれ。1955年京都大学医学部卒業。精神病理学。ハイデルブルク大学精神科客員講師、名古屋市立大学医学部教授を経て、1986年より京都大学医学部教授。現在、京都大学名誉教授、河合文化教育研究所主任研究員
今野哲男 : 1953年宮城県生まれ。編集者、ライター。横浜市立大学文理学部中退。78年竹内敏晴演劇研究所に入所。その後、演劇現場を離れ、月刊『翻訳の世界』編集長を経て99年からフリーランスとして活動。現在、上智大学文学部英文科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/07/25 (日)
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