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力士の世界(仮)角川ソフィア文庫

木村庄之助

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044094935
ISBN 10 : 4044094934
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大相撲には見た目の美しさ、伝統に裏づけられた型の持つ美しさがある
四股、力水、塵浄水、弓取り、手刀。謎と不思議に満ちた相撲の基礎知識を元立行司が紹介。江戸時代からの文化がそのまま残る国技の世界を、52年間土俵の上で過ごした行司ならではの視点を交えて描き出す。

【著者紹介】
木村庄之助 : 本名・野澤要一。1942年、青森県八戸市生まれ。13歳で高砂部屋へ入門し、行司に。木村要之助を名乗り、77年、十両格昇進を機に木村朝之助となる。90年、幕内格に、2001年に三役格に昇進。06年3月に立行司35代式守伊之助を、同4月に木村庄之助(33代)を襲名。07年三月場所を最後に定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓

    読んでよかった! 相撲の基本をかなり詳しく解説してあるので、知識を多く得られた。力士との具体的なエピソードを絡めて書いてあるのが楽しい。この世界の厳しさを改めて感じる。

  • メルル

    しきたりや所作の由来など知らないことも多く、本場所を見るだけではわからないような部屋での生活や裏話のような話もあって楽しく読めました。文章ではわかりにくいものは写真やイラストで説明されていました。読み応えのある本でした。

  • ピオリーヌ

    平成27年の刊だが原著は平成19年の刊。33代木村庄之助(前名の朝之助、本名の野澤庄之助といった方が通りが良いかもしれない)の目を通した力士、行司、相撲界が語られる。以下印象的な記述を。「庄之助の譲り団扇は重く、傷つけてもいけないので数日だけ使用してすぐに相撲博物館に返却した」「力士と同じ土俵に立つ怖さ」「ぼんやりとしていてもだめ、要領が良くても駄目な相撲界」33代には二度ほどお会いしてお話を伺ったが、お酒好きで陽気な方という印象が強い。同部屋の兄弟子の事など様々なことを伺わせていただいた。

  • Yuuki.

    小学3年生くらいの頃から、受験生の年と留学中は除いて毎年九州場所に足を運び、大相撲の大ファンと名乗ってきたが、これを読んだらまだまだ知らない事が沢山あったことを思い知った!!今まで知らなかった「一般的にはこう言われているけど、実はこうなのよ」といった相撲の歴史や神事としての相撲に関する知識や、ファンの目には見えない所での大相撲関係者達の仕事や生活についての話はとても面白く、この本で知った事を前提に相撲を見ると、これからの相撲観戦がより楽しめそう!!

  • 荒野の狼

    相撲の行司の最高峰の木村庄之助を2006年に襲名し2007年に退職した著者の書。2007年に文藝春秋から「力士(ちからびと)の世界」を「力士(りきし)の世界」とし2015年に文庫化したのが本書。文庫化の際に新しい情報が付け加わえられている。188ページで、章分けは短く読みやすいので、数時間あれば通読できる。私自身、相撲は何十年にもわたり観戦しているファンであるが、そうした人にも有用で相撲観戦の楽しみが増える知識や、(著者が所属していた)高砂部屋の力士を中心とする著者しか知りえない情報は貴重。

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