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揺れ動く大地 プレートと北海道

木村学

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894539167
ISBN 10 : 4894539160
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

巨大地震がやって来る―。私たちの過去と未来を知る鍵は足元にあった!千島前弧スリバーから南海トラフまで、地球規模の地殻運動や北海道の成り立ち、周辺の活断層やプレートの動きを最新の研究成果をもとに解き明かす。

目次 : 千島列島が突き刺さってできた日高山脈・石狩・十勝平野/ プレートテクトニクス理論の成立/ 陸と海のプレートがせめぎ合う北海道/ 3枚おろしの北海道/ 北海道は大陸縁への付加から始まった/ 成長する大陸縁と見えてきたマントル/ アンモナイト・恐竜の海から石炭の大湿原へ/ 新世界の始まりと北海道/ オホーツクプレートと右横ずれプレート境界/ 日本海・オホーツク海誕生/ 地球環境と北海道の現在そして未来/ 北海道に住むヒトとその未来/ 北海道の大地研究のルーツ

【著者紹介】
木村学 : 1950年北海道夕張市生まれ。北海道岩見沢東高卒、北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。香川大学助教授、大阪府立大学教授を経て97年東京大学大学院理学系研究科教授。2016年東大を定年退職後、東京海洋大学特任教授、東大名誉教授。80年代に北海道、スピッツベルゲン島(ノルウェー)、米国、カナダ、中国、サハリン、ヤップ・パラオ海域、オーストラリアなどを調査、96年国際深海掘削計画・中米海溝(コスタリカ沖)首席研究員。2000年代以降、南海トラフ地震発生帯掘削計画共同首席研究員、日本地質学会会長、地球深部探査船「ちきゅう」国際委員会議長、日本地球惑星科学連合会長、日本学術会議会員などを歴任。専門はテクトニクス・構造地質学

宮坂省吾 : 1943年長野県生まれ。71年北海道大学大学院理学研究科修士課程修了。87年「日高山脈の上昇史」で理学博士。92年(株)アイピー(地質情報室)入社、以来地質コンサルタントとして活動。北大、北海道教育大学非常勤講師(主に自然災害論)、日本地質学会北海道支部長などを務める。近年は札幌の川の変遷、豊平川の洪水、支笏湖・苔の洞門などをテーマに調査・研究に取り組んでいる

亀田純 : 1974年千葉県生まれ。2004年東京大学大学院理学研究科修了・理学博士。東大大学院理学系研究科特任助教を経て13年北海道大学大学院理学研究院講師、15年から准教授。専門は構造地質学。プレート沈み込み帯の地質過程の解明に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まーくん

    先々週のブラタモリ”旭川編”、北海道の地質的な成り立ちにも触れていた。「オッ、神居古潭か!日高造山運動なんて習ったけど??だったな」「相変わらずタモリさん”地質”とか詳しいなぁ」などと感心しながら観た。そんな折、偶然本書を見つけた。”千島列島が北海道に衝突し地殻がめくれあがり日高山脈に”などプレート・テクトニクス理論に基づいた北海道の形成過程を最新の研究成果までわかり易く解説。付章の明治のお雇い外国人ライマン(米)やナウマン(独)の話しも面白い。因みに主著者の木村東大名誉教授は北大出身の道産子。

  • ゆぎ🖼️

    北海道が3枚おろしのようにアジアやユーラシア大陸から削れて北上しながら結合したということだった。ナウマン象はシベリアと陸続きだった頃に迷い込んできて化石として見つかり、日高山脈はプレートがぶつかって隆起したというより、西の方からめくれ上がる感じで削れた断面が山脈を形成したという発見が新しいらしい。(?)ナウマンはヒトラー台頭で日本人を批判して逆に著名人に批判されていた、認められるのが若すぎたという話。

  • muny

    日高の幌満ダムに橄欖岩見にいってきました。

  • たっつみー

    メモを取りながら読むがちょいムズい。ナウマンは鼻持ちならない才子だったのか。フォッサマグナという宿題はまだ解明しきれていないらしい。北海道民にとって実績と育成を両立したライマンの功績はクラークに勝るとも劣らないと思う。

  • aochama

    北海道の成り立ちや興味深い特性がたくさんあることがわかりましたが、いかんせん専門的過ぎて難しかった〜(*_*)。

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