Product Details
ISBN 10 : 4121024826
Content Description
1910年から1945年まで、帝国日本の植民地となった朝鮮。その統治は、政治的には弾圧、経済的には搾取・貧困化という言葉で語られてきた。日本による統治に多くの問題があったことは確かである。だが、それは果たして「収奪」一色だったのか。その後の韓国の発展、北朝鮮の社会主義による国家建設と繋がりはないのか―。本書は、論点を経済に絞り、実証主義に徹し、日本統治時代の朝鮮の実態と変容を描く。
目次 : 序章 韓国併合時―一九一〇年代初期の状態とは/ 第1章 日本の統治政策―財政の視点から/ 第2章 近代産業の発展―非農業への急速な移行/ 第3章 「貧困化」説の検証/ 第4章 戦時経済の急展開―日中戦争から帝国崩壊まで/ 第5章 北朝鮮・韓国への継承―帝国の遺産/ 終章 朝鮮統治から日本は何を得たのか
【著者紹介】
木村光彦 : 1951年東京生まれ。北海道大学経済学部卒業。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。帝塚山大学教授などを経て、99年より青山学院大学国際政治経済学部国際経済学科教授。専攻・東アジア経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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skunk_c
読了日:2018/10/23
Tomoichi
読了日:2018/08/23
HMax
読了日:2018/07/28
かごむし
読了日:2020/09/02
Porco
読了日:2019/12/25
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