Books

労組日本プロ野球選手会をつくった男たち

木村元彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797674712
ISBN 10 : 4797674717
Format
Books
Release Date
November/2025
Japan

Content Description

1985年11月、「労働組合日本プロ野球選手会」が設立された。設立以来、FA(フリーエージェント)制度や最低保証年俸の導入、ポスティング制度の整備など、選手たちの様々な権利を獲得してきた労働組合日本プロ野球選手会は、現在の球界において欠かせない存在となっている。設立から40年。初代会長の中畑清や、FA制度導入の立役者・岡田彰布、球界再編問題で奮闘した古田敦也、FA権取得期間の短縮を勝ち取った宮本慎也、東日本大震災時に開幕延期を訴えた新井貴浩、そして現会長の會澤翼など歴代の選手会長を取材。球界で巻き起こった様々な事件の真相を明らかにするとともに、その存在意義を伝える。

目次 : 第1章 労組創設者、中畑清/ 第2章 目に見えないファインプレー、陰の功労者たち/ 第3章 ヤクルト選手会を復帰させた男、尾花高夫/ 第4章 FA制度導入の立役者、岡田彰布の「仕事」/ 第5章 スト決行、古田敦也の決断/ 第6章 田尾安志、新球団という葛藤/ 第7章 「ポスト古田」に自ら手を挙げた宮本慎也「ここからやろ」/ 第8章 踏まれても踏まれても真っすぐに、『はだしのゲン』になった新井貴浩/ 第9章 10年後の選手のために 會澤翼

【著者紹介】
木村元彦 : ジャーナリスト。1962年、愛知県生まれ。中央大学文学部卒業。アジア・東欧などの民族問題を中心に取材・執筆。『オシムの言葉』で2005年度第16回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • バーニング

    一人の野球ファンとして非常に読んだ甲斐を感じられる一冊だった。選手会の前身組織が発足した1980年代初頭から物語は始まり、絶好調男こと中畑清が団体交渉などの労働法的な権利を持つこともできる労働組合としての選手会を立ち上げようとするところが序盤。一度揉み消された過去があるため、絶対に球団オーナーたちにバレないように数年単位の時間をかけて当時の現役選手たちに説明、説得に奔走する様は本書でも詳述されている2004年の古田の姿を思わせる。しかしその古田の活躍もまた、1980年代のキヨシの粘り強さが下地だったのだ。

  • ご〜ちゃん

    中畑清をはじめ、選手会長になった選手やそれを支える人たちの努力で、その時々の課題を解決して来たのだとわかった。 選手会長という超多忙で気苦労が絶えない中で、ベストに近い成績を残した選手が多いことに驚いた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items