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数学の魔術師たち 角川ソフィア文庫

木村俊一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044052218
ISBN 10 : 4044052212
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

カントール、ゲーデル、ラマヌジャン、ノイマン――無限・矛盾・不完全・計算をめぐって数学者たちが編みだした、驚くべき発想と現代数学の奥義を堪能する数学読本。『数術師伝説』を改題。

[著者紹介]
1963年生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院理学部修士課程修了。シカゴ大学にてPh.D取得。MIT、ユタ大学、ヴァージニア大学、マックス・プランク研究所などを経て、現在、広島大学大学院理学研究科教授。専門は代数幾何。『数術師伝説』(平凡社)、『算数の究極奥義教えます』(講談社)、『天才数学者はこう解いた、こう生きた』(講談社選書メチエ)、『無限のスーパーレッスン』(講談社)、『連分数のふしぎ』(講談社ブルーバックス)など、多数。

【著者紹介】
木村俊一 : 1963年生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院理学研究科修士課程修了。シカゴ大学にてPh.D取得。MIT、ユタ大学、ヴァージニア大学、マックス・プランク研究所などを経て、広島大学大学院理学研究科教授。専門は代数幾何とおもしろ数学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち

    再読なのに読んだと云えるか自分でも疑問。数学的センスは欠片もないことは重々自覚してる。でも、中学生の頃から数学…特に幾何学が好き。好きなものは好きなのだ。町中で見かけた美人に一目惚れ。相手にされずとも面影を追いかける。身の程知らずにも程があると重々自覚しつつも惹かれるのは仕方ない。本書の「あとがき」には、数学音痴の吾輩を励ますような言葉が:

  • 猫丸

    ヒルベルトの「有限の立場」は論理の算術化を含意した。ロジックを計算に落とすことによって無矛盾を追求する手法そのものが、その企てを崩壊させるゲーデルの痛撃を生み出す。そんな中で計算機の登場はいかなる意味を持つのか。計算機は文字通り計算しかしないという意味で、変な話だが pure math の実行者であるととらえることもできる。思考機械の証明を自然数で表現して自然数論に埋め込むことで、無矛盾の証明の不可能性へ至るゲーデルの構想を忠実に辿るストーリー(たぶん)。おもしろ計算問題が付録に付いている。

  • ともゑ

    難しいが数学の不思議さは楽しめる本だと思う。でも、なんだかごちゃごちゃし過ぎてた。不思議の国のアリスめいた章はとっかかりやすくて私は好きだったが、合間に数学者の評伝のような章やら著者による数学の問題やエピソードやら挿入されて話がぶつ切りにされて気が散った。正直言って読みにくかった。

  • BIN

    一風変わった数学ものです。常識はずれの数学の天才たちであるカントール、ラマヌジャン、ヒルベルト(比較的普通か)、ゲーデルなどの短い評伝が途中に挟まれていたり、その他は問題を出し合って答えていく変な不思議なアリス的なストーリーになっている。ヒルベルトの有能さがよくわかった。無限や矛盾、自己言及文とかはなかなか難しいです。これで数学の面白さに気づくのは難しいのではないかな。

  • 抹茶塩

    解説が丁寧なので筆記用具は不要です ただ、ストーリーや登場人物の要素が多く、少し読みづらかったような覚えがあります

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