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遺跡からみた古代の駅家

木本雅康

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634546813
ISBN 10 : 4634546817
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2008
Japan

Content Description

古代律令国家は全国に道路をはりめぐらし、約16キロごとに、早馬を乗り継ぐための施設「駅家」を置いた。最新の発掘調査や古代史・歴史地理学の研究を踏まえて駅家の機能に迫り、古代の交通と交流の実像を描く。

【著者紹介】
木本雅康 : 1964年生まれ。国学院大学文学部卒業。国学院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。専攻、歴史地理学。現在、長崎外国語大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ほどよい分量で、日本史上の様々なトピック...

投稿日:2021/07/02 (金)

ほどよい分量で、日本史上の様々なトピックについて、知ることのできる、山川出版社の好シリーズ「日本史リブレット」の一冊(No.69)です。タイトルに「遺跡からみた・・・」とあるように、古代日本で整備された、早馬を乗り継ぐための施設「駅家(うまや)」の実態について、(文献資料からではなく)発掘調査の成果(遺構や出土文字資料など)をもとに、具体的に論じています。注や図版も豊富です。本書を通じて「歴史地理学」という分野への関心が高まりました。(2008年2月29日 1版1刷 発行)

梨杏 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mentyu

    駅家と駅路の考古学方面からの概説書。海外からの使節が泊まる山陽道の駅家は瓦葺きで、しかも使節が逃げないよう立地が工夫されていたり、四国の駅路は奈良時代は四国一周道路だったのが平安時代からは効率化のためT字になったりと古代日本の工夫が見受けられておもしろい。

  • sfこと古谷俊一

    律令制度に基づき30里(約16km)ごとに設置された駅家の実態について、現在の発掘調査と史料から判明していること推定されていることを整理。 兵部省の配下で軍事的な機能も色々あったのね。

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