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ISBN 10 : 4874989268
Content Description
「学校から社会へ移行」にかかわる安定的な見通しを持つことが難しい社会。その下で若者たちは、日々の困難を乗り越え、生き抜いていくためのさまざまな模索を続けている。そうした若者たちの姿を、長期にわたる調査に基づいて描き出す。
目次 : まえがき 自立をめぐる困難と希望/ 第1部 子ども・若者の社会的自立をめぐる状況(「大人になること」について/ 若者たちは「働くこと」をどのように経験しているのか)/ 第2部 コロナ禍を生きる子どもたち(コロナ禍において障害児とその家族が直面した困難/ 北海道の特別支援学校における不登校の状況)/ 第3部 子ども・若者の社会的自立を支える(自立の困難に向き合う学校と教師/ 子ども・若者の自立を支える教育実践)/ おわりに オルタナティブな自立像の構築に向けて
【著者紹介】
木戸口正宏 : 1969年生まれ。北海道教育大学釧路校講師(生活指導・進路指導論)。社会的自立をめぐるさまざまな困難に直面している子ども・若者を支える教育実践・支援とはどのようなものであるか、またそうした支援・実践に依拠しながら、子ども・若者が、未来への見通しをもって日々の生活を積み重ねていくことは、どのようにして可能になるのか、ということを研究テーマとしている。こうした過程を通して、若者たちがどのように新たな「自立」の像を描き出していくのか、またそのような営みを通して浮かび上がってくる「オルタナティブな社会」の姿についても追究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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