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どこへ

木坂涼

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784783732105
ISBN 10 : 4783732108
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

なにげない風景に、ときに鋭く、ときにやわらかく、その眼差しの先にひかる34篇。

目次 : あなたは今日も/ 止まる/ 予感/ 帰り道/ ウインカー/ 街角/ 軽くねじれて/ 座る/ 一個のたまごのように/ 取り継ぐ〔ほか〕

【著者紹介】
木坂涼 : 詩集に『ツッツッと』(第5回現代詩花椿賞)『金色の網』(平成8年度芸術選奨・文部大臣新人賞)など。アーサー・ビナードとの共訳詩集『ガラガラヘビの味―アメリカ子ども詩集』など、児童書も数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • R氏

    生きていて、ふと感じる疑問に忠実である詩集だと思った。日記であるかのように生活に近い。私も人はどこへ行きたいのか、疑問に思うことがある。ちなみにその「人」には自分が含まれていない。世界において私は常に第三者だ。わたしでも、あなたでもなく。私が出来ることは今のところないのだけれど、わたしには出来るだろうか。あなたと呼びかけられたら出来るだろうか。多分出来ない。けれど私は疑問に思う。

  • kentaro mori

    「影を敷きものにして/猫が丸くなって昼寝をする//遊歩道の植え込みからお日様を/西へと送る/ゆっくり/たっぷり/ふっくら/寝姿に友好を包んで//お日様も一年を/傾けさぐり/見ぬ新しい年を思って沈むのだー//影の敷きものは立ち上がり/体を弓なりにして伸びをする//ああ そのアーチ型にどんなにかお日様は安心するだろう/猫はねぎらいを心得ている」(猫とお日様と師走)

  • けんとまん1007

    使われている言葉・表現はとても平易なものが多い。しかも、日常の暮らしの中で、どきにでもありそうな光景をスケッチしている。が、どきっとする点がとても多い。どこへ・・・我々は、どこから来てどこへ行こうとしているのか?という絵を思い出した。ちょっと視点・タイミングをずらすだけで、これだけのことがわかるのだと思うと、凄い!

  • ユキ

    この人の詩はひかりの描き方が印象的。木漏れ日をこんなに美しく書く人を知らない。表題の「どこへ」はたたみかけるように繰り返されるどこへ行きたいのという1節に感情を揺さぶられる。よい詩集でした。

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