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領怪神犯 角川文庫

木古おうみ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041131800
ISBN 10 : 4041131804
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan

Content Description

理解不能な神々が引き起こす超常現象。善悪では測れず、だが確かに人々の安寧を脅かすそれは「領怪神犯」と呼ばれている。役所内に密かに存在する特別調査課の片岸は、部下の宮木と日本各地で起きる現象の対処に当たっていた。「巨大な身体の一部を降らせる神」などの奇怪な現象や、神を崇める危険な人間とも対峙しながら、片岸はある事情から現象を深追いしていく。だがそれは領怪神犯の戦慄の真実を知ることに繋がって…。

【著者紹介】
木古おうみ : 2022年、第7回カクヨムWeb小説コンテスト(ホラー部門)大賞とComic Walker漫画賞をダブル受賞した本作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この作者ははじめてですが題名が何やら面白そうなので手に取ってみました。主人公は政府のある部署で各地の怪異現象などが起きた場所へ行って原因などを探っていきます。一緒に調査を行う女性がいます。またその部署の上司が主人公と絡んでいきます。あまり性格の良くない神様がからむということですっきりと解決ということにはなりません。8つの話があり、最初の話でものすごいという感じを受けました。初期の澤村伊智さんの作品を思い出しました。あと3作出ているようなので楽しみです。

  • ちょろこ

    つまり…え?の一冊。いざ、噂のシリーズへ。神=良では決してない。むしろ危険で不気味ないわゆる「領怪神犯」と呼ばれるそれらに、役所の公務員バディ、片岸と宮木が調査に出向くストーリー。巨大な身体の一部が降ってくるなどのさまざまな奇怪現象。しかもそれらを自然に受けとめている人々という異常な世界観に戸惑いながらも、次第にハマっていった。というのもどれもどこかヴェールがかかったような余韻が残されるからかな。次第にそれが強く濃く感じられ、いきなりの爆弾ワードにえ?今まで見ていたものは、つまり…え?これは続編必読案件。

  • yukaring

    これは予想を越えた面白さにすっかりハマってしまった1冊。理解不能な神々が引き起こす超常現象「領怪神犯」役所に密かに存在する特別調査課の調査員達が日本各地で怪異の現実を調べる。‘’巨大な身体の一部を降らせる神‘や‘つじつま合わせの神’’など神を崇拝する危険な人間とも対峙しながら現象の対処に当たる。そこまでならよくあるバディものの怪異譚なのだが実はここから先に見え隠れしている驚愕の真相が凄い。奇怪で不可侵な「領怪神犯」を研究する秘密の動きや「日本国を守るため」という謎の一文。これは読きが気になって仕方がない。

  • えにくす

    謎の公的機関・領怪神犯特別調査課の活躍を描く、怪異物語短編集。日本全国に有る、非常に不可解な現象。それはその土地の妖怪というか、神と言われる物たちの仕業だ。その現象が起きている村を、片岸と部下の宮木が調査して、謎の神の正体に迫る物語。凄く怖いという印象は無いけど、読んでいるうちに背中がゾッとするような感じだ。人間による解明には限度があり、結局は調査を妥協するのがリアリティがある。そしてラストの会話にビックリ!なぜ携帯が無いのか不思議だったけど、そういう事か!このシリーズにハマりそうだ。★4

  • のりすけ

    霊でも妖怪でもなく「神」。善でも悪でもなく「神」。いきなり空から体の一部が降ってくるとか、なんなんこの展開!ってなっちゃったけど、すごく面白い。「水底の匣の中の神」の奇怪な腫瘍が非常におぞましくて良かった!ラストにかけて大きな仕掛けが伺える展開も良い。

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