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領怪神犯 拾異 4 角川文庫

木古おうみ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041162477
ISBN 10 : 4041162475
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
syo5 ,  

Content Description

この世には理解不能な神々が引き起こす奇怪な超常現象がある。それは「領怪神犯」と呼ばれ、役所内に秘密裏に存在する組織である領怪神犯対策本部、及び特別調査課の人間たちが対処あるいは調査してきた。これは彼らが関わった神々の語られざる記録であり、〈あの結末〉を迎えた世界の、その後の物語―。人気バディや神々の新エピソードに加え、完全書き下ろし話も収録!驚愕の新展開も登場で、読み逃し厳禁の番外編+後日譚。

【著者紹介】
木古おうみ : 2022年、第7回カクヨムWeb小説コンテスト《ホラー部門》大賞とComic Walker漫画賞をダブル受賞した『領怪神犯』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちょろこ

    懐かしさとせつなさの一冊。あのシリーズ壮大な世界のその後に流れる時間を存分に味わえた。あの人この人、出会えた懐かしさ。でも一歩手前で込み上げるせつなさがたまらない。そして改めて理解不能な神々の存在、対峙するメンバーのあの姿を味わえてじんときた。全てを見届けたからこその烏有、宮木たちの発する言葉がせつなく沁みる。特に宮木が、自分の決断した故の今の世界だから…と全てを背負っている姿が沁みたな。相手と繋ぎたいあの時間、繋げないもどかしさ。なのにまさかのあの一瞬にはドクンと自分の鼓動も重なった。これ、たまらない。

  • KAZOO

    このシリーズ3作を読んで終わりかなあと思っていましたが、この作品集があったのですね。13の話が収められていますが、様々な神が出てきて普通の人間のような神も出てきます。若干もったいないような感じがします。もう少し話を長めにしてくれれば楽しめる時間が長くなったような気がします。最初に読んだころよりも怖さが少なくなったような気がしました。

  • えにくす

    領怪神犯シリーズ番外編。懐かしいメンバーが登場。片岸って誰やねんと思ったら、一作目に最初から出てた人か。ご馳走の神や湯治の神は、最初は良い神様かと思った。やはり豊穣の神が、一番恐ろしい。前シリーズでも、村を破壊してたし。曳手の神編では、烏有、切間、宮木、穐津の4人が勢揃い。読んでいて切なかったな。エピローグはホッとした。古い蕎麦屋で、天ぷら蕎麦が食べたい。竜田揚げと目玉焼きと山盛りキャベツと金目鯛の煮付けも、食べたいな。★3.8

  • yukaring

    宮木ちゃんや烏有さん、切間さん、片岸さん…皆にまた会えて嬉しくて何だか泣きたい気分。穐津神や六原さん、江里さん達もオールスターキャストで登場、改変される前や改変後の世界が語られる贅沢な物語。調査の合間の微笑ましいエピソードや語られざる奇妙な神々、新しい世界の彼らの暮らしぶりなど読み応えたっぷりの面白さ。死ぬ前に美味しいものを振る舞ってくれる神や鮫を降らせる神、しりとりを好む神など善なる神も悪なる神も存在する。そして変化した世界線でも途切れない、領怪神犯特別調査課の皆の絆と絶大なる信頼感に胸が切なくなる。

  • 眠る山猫屋

    圧巻のダーク・ファンタジー。神(あるいはそれに近いもの)が存在する世界、人はただ、それを観察し出来得る限りの対処を行うのみ。今回はより人に近い意志を顕現する神々が姿を現す。恐ろしき豊穣の神。あるいはかつて人間だった逃げ水の神のような存在も。人には伝わらないような慈愛に満ちた優しい神がいるかと思えば、もう駄洒落でしかないような存在も。そんな神々の膝下で、人間の営みはしたたかに続いていく。敵わないような存在にも簡単に敗北を認めたりしない、それが人の強さ。とても面白かった。

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