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結農(ゆいのう)」論 --小さな農家が集まって70億円の企業になった

木内博一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750514659
ISBN 10 : 4750514659
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan

Content Description

つねに日本の農業の最先端を走り続ける男が
「結び合う」ことの強さを明かす。

産直から始まって植物工場の本格稼働まで、
この男は歩みを止めることはない。
人とビジネスを惹きつける、その「思想」を明かす。

「もの」ではなく「こと」を作れ
●なぜホウレンソウは9倍の高値で売れたのか
●農業が儲からない原因はひとつしかない
●野菜の可能性を使い切る
●都市農村交流を仕掛ける
●アジアの市場は有望である
●農業も製造業だという発想
●「地産地消」が強みになる
●複数の出口を用意する
●農家のことを考えた「半上場」という考え方
●企業分んかは「段取り力」から生まれる
●農家の世代交代をスムーズにする方法

【著者紹介】
木内博一 : 農事組合法人「和郷園」代表理事、株式会社「和郷」代表取締役。1967年、千葉県生まれ。89年、農林水産省農業者大学卒業後、家業を継ぎ就農。96年、有限会社「和郷」設立。98年、農事組合法人「和郷園」設立。2005年、有限会社「和郷」を株式会社「和郷」に組織変更。産地直送、カットゴボウなどで注目を浴びる。その後、冷凍野菜、カット野菜、リサイクル事業、海外事業、農園リゾート「THE FARM」、ミニスーパーOTENTO、マンションカフェ「THE FARM CAFE」、植物工場など、農業を中核とした多角的な経営手法を進め、年商70億円(グループ連結)の企業体を作り上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • noujoujin

    農業法人として大手で有名な和郷園、カンブリアでも取り上げられ、マーケットインの発想で加工まで手掛ける生産団体。自身の領域を「生産」と定義し、資源を集中的に投下して成長戦略を描いている。 「半上場」という発想で、アミューズメントやレストランの事業は直接金融を交えてパートナーと作り上げる点が上手。生産だけは自社資本で他社の資本を交えない戦略。 また、技術に対する投資で、リサイクル堆肥を普及させるため、コスト低減を重視し、10年もの年月をかけることで、捨てるよりお得というイノベーションを起こした点は素晴らしい。

  • セヱマ

    92軒の農業経営者の集合体の農事組合法人和郷園、和を育み、郷土を敬し、園芸を志す。流通を担う和郷。20年で売上70億円の農業者集団へ。事業内容は生産、流通、加工、循環、交流、海外、小売、植物工場へと拡がる。顧客の求めるものを開発、求めに応えることで創造し、生産にこだわり、先行投資で先駆者利潤をつかみ、市場を抱え、オンリーワンでナンバーワンになる。至極まっとうなビジネスをしている。マネができそうでできない。家族経営と企業経営のいいとこ取りができている。農業で10数億円企業になることの難しさよ。

  • スプリント

    日本のアグリビジネスの可能性を感じさせる内容でした。時代の変化にあわせて変えるべきところは変えていく必要性がよくわかります。

  • ちきゅう

    農業に経営マインドを取り入れ、マーケットやユーザー視点の生産を行う。経営者自身で問題を理解しどのように解決していけば良いのかを捉えて実践している様子はどこの業界でも通用すること事かと思う。この本の裏にある本音のドラマも気になる。

  • 勧善寺藍(かんぜんじ あい)

    図書館から。前半は作者の生い立ちなんで飛ばす。4、5章を読んでおけば大丈夫。「農業=産業」という作者の持論は、なかなか説得力あります。

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