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潜水艦入門 海底の王者徹底研究

木俣滋郎著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769821991
ISBN 10 : 4769821999
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2005
Japan

Content Description

軽巡級の船体に三万浬の航続力と俊速を合わせ持ち、特殊攻撃機三機を搭載する巨大潜水艦、大戦末期に登場したイ400。比類なき“海底空母”を完成させた日本海軍潜水艦五十年の足跡を写真・図版三百点で徹底解剖。明治の輸入潜水艇から日本固有の艦隊型潜水艦など、各国代表艦も数多く詳解するビジュアル決定版。

目次 : プロローグ 潜水艦の誕生/ 第1章 潜水艦の構造と機能/ 第2章 艦内の構造と設備/ 第3章 潜水艦の兵装/ 第4章 潜水艦の運用と活躍/ 第5章 特殊な潜水艦/ エピローグ 対潜兵器

【著者紹介】
木俣滋郎著 : 昭和5年、浜松市に生まれる。一橋大学経済学部卒業。工学院大学付属高等学校教諭。教鞭をとる傍ら、戦史・兵器の研究に勤しむ。平成10年、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ねこ

    広島旅行で呉にも行くので読みました。潜水艦は伊(イ)は大型艦、呂(ロ)は中型艦、波(ハ)は小型艦である。潜水艦の主兵器「魚雷」の正式名称は「魚型水雷」。日本の大型潜水艦は高速力の海大型(艦隊型)と遠くまで作戦行動ができる巡洋潜水艦との2つの系統に分かれていたが、昭和十年代中頃に両者の特徴を合わせ備えた新鋭艦が建造された。そして昭和十七年世界に類のない「海底空母」イ400、イ401、イ402が完成したが戦う前に終戦を迎えてしまった。更に1人乗り用の特攻兵器「回天」が人間魚雷としてI型、II型も建造された。

  • スー

    142日本の潜水艦の開発・運用・仕組みを知ることができる入門書です。ソーナー・レーダーの開発と対策の遅れと輸送任務により多数を失う事になった。それに艦隊に追随する高速性や航続距離を優先した為に大型化し大きなディーゼルエンジン搭載で騒音が大きく簡単に探知されてしまった、ドイツに到着した時はよくこんな大きな音を出してここまで来れたなと驚かれたそうです。艦長達から嫌われた電気式魚雷が世界的に見てかなり高性能だったのは驚きました。いくつか優れた技術があったのに活かせず残念です。

  • 植田 和昭

    木俣慈郎さんの本は、とてもよく調べられていて、独特の筆致でかきあげられており、素晴らしいです。日本の潜水艦の誕生から、第二次大戦の終わりまでイ号、ロ号、ハ号潜水艦の事が詳しく述べられています。また他国の潜水艦のイラストや写真も多数のっています。92式電池魚雷がドイツの物より優秀だったと初めて知りました。95式酸素魚雷の事は知っていました。ただイ351が処女航海で撃沈されたところは誤りです。イ351は、日本・シンガポール間のガソリン輸送に従事し1回目は往復に成功しています。2回目の帰途に沈められています。

  • 白義

    日本海軍の潜水艦の歴史、構造、運用を解説。明治末の痛ましく顛末が武士道的な第六号艇事件から、やがては九五式酸素魚雷や偵察用水上機など世界トップクラスの技術を誇った日本潜水艦の栄枯盛衰が盛り込まれている。大鯨といった潜水母艦が、単に潜水艦の補給基地にとどまらず、生活性のない潜水艦にとってのホテル代わりでもあったことは初めて知った。レーダー技術の遅れや連合国のダメコンの優秀さから思うように戦果をあげられなかった日本潜水艦だが、海底空母400型や米本土爆撃の伊二五などロマン溢れる艦も多い

  • Mr.deep

    潜水艦について知ろう語ろうと思うなら必読の概説書。徹頭徹尾理系チックな事実の陳列解説が主なので物語として楽しみたい文系的としてはちょっともえづらいかも。

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