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ISBN 10 : 4000259628
Content Description
功なり名遂げた人物の姿を、いつまでもこの世にとどめたい。この気持ちから“銅像”は生まれた。明治の日本に最初の“銅像”が出現した時、それは記念碑の頂きに舞い降りたかのようだった。やがて都会は銅像だらけになるものの、戦争はそれらを潰して武器に変え、敗戦は軍人像を追放し、近年では“ゆるキャラ”が、黒くて堅くて動かない“銅像”を追い立てている。百年前に日本社会が迎え、いまは忘れ去りつつある“銅像時代”を、著者一流の語り口で、スリリングに描き出す!
目次 : 序章 銅像時代のはじまり 一九〇九/ 第1章 屋根の上のつくりもの/ 第2章 さすらう金鯱/ 第3章 殿様の銅像/ 第4章 横浜清正公ストリートにて/ 第5章 台座考―建築家と記念碑/ 第6章 ある騎馬像の孤独―戦争が終わって転々とするもの/ 終章 銅像時代のたそがれ 二〇〇九
【著者紹介】
木下直之 : 1954年、浜松市に生まれる。東京芸術大学大学院中退。兵庫県立近代美術館学芸員、東京大学総合研究博物館助教授を経て、東京大学大学院教授(文化資源学)。ユニークな視点から、日本美術、写真、祭礼、見世物などの研究を続けている。著書に『美術という見世物』(サントリー学芸賞受賞)、『わたしの城下町』(芸術選奨文部科学大臣賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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kaizen@名古屋de朝活読書会
読了日:2014/06/02
ぴよぴよーーーーー
読了日:2016/10/10
katashin86
読了日:2015/10/15
茶田
読了日:2018/01/26
onepei
読了日:2014/05/08
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