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動物園巡礼

木下直之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130830775
ISBN 10 : 4130830775
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

動物園をめざして東奔西走、地図を持たない巡礼の旅。通天閣とサバンナとサイ、別府地獄のカバとワニ、大須観音商店街のラクダ行列…行く先々の風景から、ヒトと動物との関係が見えてくる。

目次 : ウメ子の横顔―小田原動物園/ 七難即滅の霊獣―木下大サーカス/ 芸するゾウ、橋から転落す―浅草花屋敷/ クマを見る―恩賜上野動物園/ 黒澤ブタに小津キリン―恩賜上野動物園/ 出サル山記―恩賜上野動物園/ おサル電車はゆく―恩賜上野動物園/ サバンナにそびえる通天閣―大阪市天王寺動物園/ リタ&ロイドという人生―大阪市天王寺動物園/ 余生をおくるチンパンジー―谷津バラ園/ 森の人の森―旭川市旭山動物園/ 巨獣ノ樹ニヨリ立チ、池洲ニ怪鱗悪虫―Crystal Palace Park/ 公園の中の動物園―名古屋市立舞鶴公園附属動物園/ アフリカン・ステップの悲劇―名古屋市東山動植物園/ ゴリラ三重奏団に会いにいく―名古屋市東山動植物園/ イルカショーはいるか?―三津シーパラダイス/ Scientific Aquarium & Museum of Modern Art―新江ノ島水族館/ 動物園がほしい!―安藤動物園と金沢ヘルスセンター/ 河馬流転―いしかわ動物園と別府山地獄/ はな子が死んだ―井の頭自然文化園/ サルがいる、サルがいた―披露山公園・諏訪山公園・打出公園/ サルものも追う―芦野公園・函館公園・浅草公園/ ラクダ行列、商店街をゆく―大須観音とピエリ守山/ 振り出しとさしあたっての上がり―浜松市動物園と富山市ファミリーパーク

【著者紹介】
木下直之 : 1954年静岡県浜松市生まれ。1979年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。1981年東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻修士課程中途退学。兵庫県立近代美術館学芸員、東京大学総合研究博物館助教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授、静岡県立美術館館長。主要著書『美術という見世物―油絵茶屋の時代』平凡社、1993年(ちくま学芸文庫、1999年/講談社学術文庫、2010年)、サントリー学芸賞受賞、『写真画論―写真と絵画の結婚』岩波書店、1996年、重森弘淹写真評論賞受賞、『わたしの城下町―天守閣からみえる戦後の日本』筑摩書房、2007年(ちくま学芸文庫、2018年)、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2015年春の紫綬褒章受章、2017年中日文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    動物園巡礼という題名から様々な動物園を見て回っているのかと思いましたが、動物園の歴史やさらにそこにいた動物などについての様々なエッセイで楽しめました。そこにいた人気者たちの生き様やその後についても書かれたりしてほろりとさせてくれるところもあったりします。イギリスの恐竜(もちろん作りものですが)などがいる公園についても触れられています。

  • Mc6ρ助

    『「ある日、あ、これはもしかしたら逆なんじゃないかとふと思いついたんです。見えないんじゃなくて、ボスなんてものはそもそもいないんじゃないかと。そう思ってみると、ボスの存在なんて幻のごとくかき消えて、あるがままの群れの姿がスッキリ見えてきた」とうとう一九九五年五月二十九日に、上野動物園は「最強のオスを、「ボス」とはよばず、「第一位オス」と表現することになりました」と報道発表している。(p86)』ボスザルがいるのは、人間だけ!?閑話休題、これも読み出すとなぜか止まらなくなる本。

  • chuji

    久喜市立中央図書館の本。2018年11月初版。初出「東京大学出版会の『UP』誌」2013年3月号〜2017年3月号。東京大学出版会が出した東大教授の著書なので、お堅い本かと思ったけど、柔らかい本でした😂

  • onepei

    楽しいが哀切な話も。

  • 見もの・読みもの日記

    全国各地の動物園・水族館、有名どころだけでなく遊園地などに付随する小さな動物園も訪ね歩き、日本の動物園の歴史とこれからの姿を考える。私が子供の頃は普通だったおサルの電車の廃止の経緯などが興味深かった。外国の珍しい動物を飼育したいという「戦後型動物園」はそろそろ終焉の時期だろう。でもパンダは可愛いので困る。

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