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チョコレートを食べたことがないカカオ農家の子どもにきみはチョコレートをあげるか?

木下理仁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845118823
ISBN 10 : 4845118823
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

カカオ農家の貧しい子どもにチョコレートをあげるべきか? 児童労働によって作られた洋服を着るべきか? 国際協力と多文化共生をテーマにした“読むワークショップ”。本文に登場するさまざまなディスカッションを通じて、自分の中に変化が生まれ、思いもよらなかった答えが出てくる。新しい自分を発見できる本。

【著者紹介】
木下理仁 : 青年海外協力隊(スリランカ)、かながわ国際交流財団職員、かながわ開発教育センター(K‐DEC)事務局長、東京外国語大学ボランティア・コーディネーター、東海大学国際学部非常勤講師などを経て、現在はオンライン・ワークショップ「TAKOトーク」のコーディネーターとして活動中。『新・貿易ゲーム』(開発教育協会)をはじめとするワークショップ教材の開発にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    YA。分類333。紙上ワークショップ、ディベート▽[第1章:”豊かさ”って、なんだ?]チョコレートあげる?/ストリートチルドレンの頼みをきくか/貧しい村に必要なのは、水道・電気・道路のどれ[第2章:”ともに生きる”って、なんだ?]校則違反のピアス/避難所の張り紙/外国ルーツの子ども[第3章:出会うことに意味がある]現場で働いている人のインタビュー▽ワークショップ・教材の情報あり。2024.5刊。丁寧にかかれている良本。「やさしい日本語」いついて読んでみたいと思いました。

  • がらくたどん

    ニュースを見ていると、困った事態っぽいけど、なにかできないかなと思うけれど、結局どうしたらいいのか迷い答えの出にくい事柄って本当に多い。表題の他に「学校に行かずに働いている少女が作った服を着るか?」「ブラジルからの転校生に校則違反だからとピアスを外させるか?」「外国人のために避難所の貼り紙をどうするか?」等の7つの問いかけが並ぶ紙上ワークショップ。「正解」への誘導や「論破」による勝敗を目指さずに「問題の暫定軽減」を真剣に議論する基礎知識とスキルとセンスの向上を目指す取り組み。YAから大人まで。すごく良い♪

  • とよぽん

    帯に「読むワークショップ」とあり、その通りの内容だと思った。木下理仁さんのお名前を知ったのも著書を読んだのも初めてで、新鮮な驚きを感じた。タイトルにもなっている「問い」は入り口で、全部で7つの「問い」が投げかけられる。国際協力や多文化共生について、具体的な事例を通して意見を求める。木下さんは、知識の量よりも、ものごとの本質をつかむセンスを磨いていくことの大切さを強調していた。小学校高学年〜中高校生に最適だと思うが、大人の固い頭をほぐすのにも適した1冊だ。

  • chiaki

    国際協力や多文化共生が題材の"読むワークショップ"。世界の現実を自分事として…不公平なその境遇を少しでも理解するために何が必要か考えさせられる。"知識の量よりも、ものごとの本質をつかむセンス"。村の生活が良くなるために道路・電気・水道のどれを優先して整備すべきかの問いにしてもそうだけど、問題の答えが一つではないからこそ立場の違う者同士が対話し協力することが解決につながると感じました。(現実的にはこれが簡単ではないんだけど…)第3章の現地で活躍する方たちの声がとても興味深かった。YA世代には是非読んでほしい

  • まる子

    読むワークショップ。もしも自分が「そこにいたら」「その人の立場だったら」「そう言われたら」と思って「?」の問いをどう思うか。表題の問題やライフライン、外国人中学生のピアス、等の外国人との関わり方。そもそもの文化の違いかあるので「これが正解!」はないのだけれども、自分の意見や考えを伝える事は大切。そこから様々な意見に出会って、これからの自分の進路や人生に活かしてほしい。自分から見た貧しさ、現地の人から見た貧しさは違う。章ごとの最後に読んで、見て考えるための本やwebサイトも紹介されている。知る事も必要!

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