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社会学を学ぶ前に その前提と予備知識

木下浩一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784911449332
ISBN 10 : 4911449330
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

社会学特有の考え方
 社会学は、間違いなく面白い学問です。ただし社会学を楽しむには、前提と予備知識が必要です。
 第一に、哲学を源流とする社会学では、幅広い教養が必要となります。
 第二に、社会学特有の考え方です。思考法です。
 社会学は天邪鬼な学問です。社会学は、各学問に対する「アンチ・テーゼ」です。必然的に、ネガティブな面に着目することになります。

全体像を知る
 本書が目指すのは、まず全体像を把握することです。大まかでよいので、社会学が、何をどのように問題としてきたのか、その概要を把握してもらいたいのです。
 総論と各論でいえば、総論です。総論を理解することで、各論の理解が容易になります。

大胆な説明
 学術では、精緻な議論を行います。それは価値のあるものです。一方で精緻な議論は、初学者にとって、わかりにくいものです。学術的な正確さに拘りすぎると、初学者に伝わりません。
 本書では、学術的な正確さを多少犠牲にして、初学者の理解を優先します。

穴埋めを類推する
 最初から、問題形式で読んでもらいます。解説なしに、いきなり問題を解くのです。
 もうひとつの特徴は、正解の前に、長いヒントがあることです。「<1>解答→<2>ヒント→<3>正解」という3つのブロックからなります。
 出題よりもヒントの方が長く、さらに正解の方が長くなっています。後になればなるほど長いのも、本書の特徴です。同じ問題を3回考えることで、知識や考え方がしっかりと身につきます。

約200個の用語
 出てくる用語や言葉は、ざっと200個。厳選しています。これさえ覚えれば、社会学の基礎や前提は、ほとんど身についたといえます。

 最終的には、社会学的な思考=考え方を身につけてください。

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Book Meter Reviews

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    哲学が源流 天邪鬼な学問 社会学的思考 ネガティブ面に着目 常識を疑う 見えない力の可視化 社会と個人 社会的事実 社会的行為 相互作用 マクロとミクロ 個人は社会に規定される 批判的検討 社会構造 表面と背後 問題の社会化 権力関係 制度分析 教養の必要性 反復学習 総論の重要性 全体像把握 デュルケームの社会統合 ウェーバーの意味 ジンメルの相互作用 厳選された用語 別角度からの検証 自殺の社会的分析 働き方と構造 教育と再生産 アンチ・テーゼ 隠れた力学 能動的思考 段階的理解 社会構造の洞察

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