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ISBN 10 : 4757608195
Content Description
古典文学に登場する植物を文献学的・自然科学的知見の両面から解明。日本・中国の古典文学・古医学・本草学・古辞書ほか、三百点以上の文献を博引旁証。収録植物名を網羅した索引により、古典・現代植物名事典(1,200項目以上)としても至便。研究者から一般の古典文学・植物愛好家に至るまで幅広く活用できる。
目次 : 本論 古典に登場する植物名の基原・字義と由来(古典の「わらび」はゼンマイであってワラビではない!/ 古代人には難しかったアシとオギの区別/ 同物異名:ススキとオバナの名の由来/ 日本固有種ツバキに二つの漢名がつけられた背景/ 一種だけではなかった神木「さかき」/ 古典に登場する口に苦き薬木/ 古典に登場する口に苦き薬草/ 僻邪に利用された植物各種/ 荒れた家屋を象徴する「むぐら」/ 「かほばな」と呼ばれる植物 ほか)
【著者紹介】
木下武司 : 1948年愛知県幡豆郡幡豆町(現西尾市)生まれ。1976年3月東京大学薬学系大学院博士課程修了、薬学博士授与。1976年4月東京大学薬学部助手。途中、1978年10月から1981年9月まで米国コロンビア大学医学部研究員。1988年10月帝京大学薬学部助教授。2006年4月同教授、2014年3月定年退職。専門:生薬学・薬用植物学、漢方・中国古典医学、民族植物学、和漢古典の植物の研究。所属学会:日本薬学会・日本生薬学会・米国化学会・萬葉学会・美夫君志会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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