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豊臣家の包丁人

木下昌輝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163920368
ISBN 10 : 4163920366
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan

Content Description

兄・秀吉と弟・秀長の絆は「食」で結ばれていた?戦国時代の料理に光をあてた、前代未聞の天下取り物語!豊臣家の天下統一の陰には、凄腕の料理人が―2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」をより楽しむ。

【著者紹介】
木下昌輝 : 1974年、奈良県出身。2012年に「宇喜多の捨て嫁」でオール讀物新人賞を受賞。15年、受賞作を収録した『宇喜多の捨て嫁』で歴史時代作家クラブ賞(新人賞)、舟橋聖一文学賞、高校生直木賞を受賞。19年『天下一の軽口男』で大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で野村胡堂文学賞を受賞。20年『まむし三代記』で日本歴史時代作家協会賞(作品賞)、中山義秀文学賞を受賞。22年『孤剣の涯て』で本屋が選ぶ時代小説大賞受賞。25年『愚道一休』で新田次郎文学賞、渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    木下 昌輝は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。来年、大河ドラマで豊臣ブームが来そうですが、豊臣家の料理人の物語は初めてです。「腹が減っては戦が出来ぬ」+α、戦において兵站(食事を含む)は、重要です。私も一食一食を大事にしています。絶対、コンビニ弁当は食べません(笑) https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163920368

  • パトラッシュ

    天下人にまでのし上がった秀吉だが、その暴走する野心から生じる矛盾や痛みを周囲にまき散らし続けた。常識人だった弟の秀長は兄から親兄弟を守ろうとした心労の果てに亡くなり、姉や妹や甥すらも利用され捨てられた。秀吉の子を生み天下の権に近づいた淀殿も呪いを避けられず、大坂城の露と消えていく。そんな豊臣家の興亡を間近で見てきた包丁人の大角与左衛門は料理の腕で秀頼に死を覚悟させ、家康の荒んだ心を癒し秀頼の娘を助命させる。ひとりの料理人が戦国乱世を終わらせた男たちを陰で繋いだとするドラマは、歴史小説の面白さを堪能させる。

  • 鈴木 千春

    『兄・秀吉と弟・秀長の絆は「食」で結ばれていた?』 この頃の物語は数々の作品である程度知っていた。 だが、前半は豊臣家の家族との「食」を楽しむ姿にほっこりした。 後半からは崩壊が待ち受けているのを知りつつ読むのに辛い思いで読んだ。 包丁人の与左衛門の料理食べてみたい〜

  • ゆり

    図書館本。面白くてするすると読めるわかりやすさと読みやすさでした。豊臣秀吉に兄弟がいたということすら知らないほど私は日本史に疎いのですが、そんな私でも楽しく読めました。各々のキャラの書き分けが素晴らしく、日本史に苦手意識があった学生の頃に読んだら日本史に興味が湧いて真面目に勉強したかもしれません。ところどころに出てくる料理が本当に美味しそうで、料理が心や政を動かしたというのは本当にあり得そう。歴史に疎い方、豊臣家の知識が浅い方こそ楽しめると思います。

  • しぇるぱ

    序章一章から八章終章の構成。七章までは話のマクラです。八章に根幹があります。豊臣秀吉、豊臣秀長、ふたりの歴史設定は変えようもありません。そこへ大角与左衛門を登場させます。彼が包丁人。木下藤吉郎、与一郎のころに与左は既に老人でした。八章で豊臣秀頼と大角与左衛門は対面します。べらぼうな老人のはずです。包丁人、これは怪異譚、鬼神譚なのです。秀吉、淀君もそう、鬼神譚の人物なのかなぁ。終章で与左と徳川家康は対面します。ここで極楽の食べ物、醍醐が登場します。包丁人として醍醐を完成させるのが目標だったから。醍醐を家康に

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