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戦国十二刻 女人阿修羅 光文社文庫

木下昌輝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334107116
ISBN 10 : 4334107117
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

小牧・長久手の戦いで徳川家康とともに戦場に赴いた側室・阿茶、関ヶ原前夜に石田方に屋敷を囲まれた細川ガラシャ、伊達・最上和睦前夜の義姫‥‥など、歴史の大事にいたる直前の十二刻(24時間)をその渦中にいた女人の視点から描く異色の時代小説。高遠城籠城戦で敵の織田方すらその勇姿を称賛した諏訪花、吉川元春の嫁取りで知られる熊谷信直の娘、大友宗麟の側室、羽柴秀吉により磔にされた織田信孝の母の七人が描かれる。

【著者紹介】
木下昌輝 : 1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒業。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。同作が収録された単行本『宇喜多の捨て嫁』は直木賞候補となり、高校生直木賞、歴史時代作家クラブ賞新人賞、舟橋聖一文学賞、咲くやこの花賞を受賞。さらに、『天下一の軽口男』で大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で野村胡堂文学賞、『まむし三代記』で日本歴史時代作家協会賞作品賞、中山義秀文学賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けやき

    戦国時代を生きた人物の人生の転換期の24時間を描くシリーズ。今回は女性主人公に絞られる。皆、癖のある女性で、こだわりがあり、人生が変転する。そんな話でした。

  • Genzoh Minamishima

    歴史小説の短編物かと思っていたが、読み進めるに違うことに気が付いた。ミステリーらしくもあるが、人怖物にも感じる。なかなかの面白さがある読み物だった。解説には『最後に置かれたこの話は大きな救いとなった』とハッピーエンドの様に書いてあったのだが、私は毒殺されるバッドエンドにしか思えなかった。読む人によって意見が分かれるのもおもしろい。

  • あきのぶ

    シリーズ3

  • 涼耶

    途中からサイコホラーじみてきたのは一体なぜなのか。 戦国時代を生きた7人の女性の24時間を切り取った短編集。先鋒の阿茶の局、次鋒の春日局、諏訪花まではふむふむという感じだったのが、珊姫の吉川元春あたりから突然のホラー。怖!話の通じない感じとかほんと怖!そんな中最後の織田信孝の母は戦国時代よくあるけど悲しい母の愛。最後までホラーじゃなくてよかった。でもそんな中、大友宗麟が島津に正気を問うセリフがあるけれど、主役でもなんでもないのに島津に正気なんてあるはずないと思わせる島津の狂気がすごい…

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