Books

日本のガバナンス改革 日経文庫

木ノ内敏久

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532114305
ISBN 10 : 4532114306
Format
Books
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は、2015年から始まった日本のコーポレートガバナンス改革について解説した入門書です。ガバナンスとは何か、改革によって日本企業がどう変わったのかについて、ていねいに解き明かします。著者は、日本経済新聞社の記者として、ガバナンス改革の最前線を取材してきました。本書では数々の事例をもとに、リアルな実情を描き出します。東芝不祥事の教訓、出光やLIXILのお家騒動、アクティビストとの闘い、復活した村上ファンド、ヤフーとアスクルの争いなど、誰もが聞いたことのある事例を多数取り上げています。経営者、マネジメント層はもちろん、日本企業の経営に関心のある方全般にお読みいただきたい1冊です。

目次 : はじめに―ガバナンスとは何か/ 第1章 アベノミクスは何を変えたか/ 第2章 東芝不祥事の教訓―堕ちた「優等生」/ 第3章 ファミリー企業の光と影―ガバナンス改革のヒントに/ 第4章 牙むくアクティビスト―会社と株主、変わるパワーバランス/ 第5章 親子上場の是非/ エピローグ 「脱株主主権」と日本

【著者紹介】
木ノ内敏久 : 日本経済新聞社シニアライター。1989年に日本経済新聞社入社。編集局産業部、経済解説部、日本経済研究センター研究員。長崎支局長などを経て現職。専門は企業統治、ダイバーシティなどの経営論、表象メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • gokuri

    東芝、リクシル、出光、そして日産の事例は、改めて読むといかに代表者の監視、制御を任せる役が難しいかよくわかる。社外取締役、第三者委員会とも、結局は社長が選んでくるわけだし・・・。上場している以上は、株主(アクティビスト)の、利益還元の拡大に対して、きちんとこたえる必要 があるが、継続的な企業価値の拡大といった観点で、経営者、社員、そして投資家、が妥協できる方向を模索するしかないだろう。日本企業の株式持ち合い、親子上場もあながち悪いもんじゃないという意見にも納得。

  • Masaki Sato

    LIXILのお家騒動、最近のアクティビストの動向、アスクルを例にした子会社上場と少数株主の利益保護などわかりやすくまとまっている。最後の脱株主主権や従業員や他のステークホルダーの利害を考慮に入れる仕組みといったところはもう少し掘り下げが欲しかった

  • sho

    東芝など近年の企業対株主の事例を取り上げながら、コーポレートガバナンスの潮流について解説したもの。親子上場の是非について、上場子会社の数だけを捉えて日本が「遅れている」と論じるべきではないというのは参考になった。支配株主の比率で見れば欧州も高い比率になっているほか、アメリカ市場では種類株を発行して上場企業の支配権を維持している企業も多く、本質的には、支配株主と上場企業との利益相反をいかに回避するかがポイントだと理解した。

  • 福田 順

    2000年代は村上ファンドやライブドアなどの敵対的買収やアクティビスト株主が活発であったが、リーマンショックを機に下火になっていた。しかし、近年再びアクティビスト株主の動きが活発になり、日本ではアクティビスト株主の活動がアメリカに次いで盛んな国であるという。また、3年ほど前からいわゆる株主重視のイギリスやアメリカでも従業員や地球環境のことを考慮した企業経営を要求する動きが強くなっており、イギリスでは「コーポレートガバナンス・コード」が全面的に改訂されている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items