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21世紀日本怪異ガイド100 星海社新書

朝里樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065243282
ISBN 10 : 4065243289
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

遥か昔から伝えられてきた怪異や妖怪と呼ばれる現象・存在は、科学技術が進歩したこの21世紀だからこそ、むしろネットの海へとその活躍を広げ、かつてない隆盛を誇っています。本書は、そんな現代を舞台に語られる怪異から100種類を精選!2ちゃんねるオカルト板の名スレッド「死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?」で物語られた「八尺様」「リョウメンスクナ」などの人気怪異から、現代技術が喚び起こした怪現象「幽霊だけど何か質問ある?」「LINEわらし」、コロナ禍で脚光を浴びた予言獣「アマビエ」まで、すべてイラスト付きで紹介・解説・考察します。怖くて愉快な怪異の世界へようこそ!

目次 : 後悔の木箱/ ささろさん/ 鮫島事件/ くねくね/ ひきこさん/ 吉原千恵子/ ツナカユリコ/ おじゃま道草/ 怪人アンサー/ カン、カン〔ほか〕

【著者紹介】
朝里樹 : 怪異妖怪研究家。在野の怪異妖怪愛好家として怪異の情報蒐集を継続し、その成果を纏めた同人誌『日本現代怪異事典』を発表。約1000種類の怪異を網羅した同書は話題を呼び、商業出版されて更なる怪異・妖怪・オカルトファンの注目を集めた。怪異・妖怪・伝承の事典のほか、怪談集や児童向けホラー小説も手がけるなど、執筆の幅を広げている

裏逆どら : 挿絵作家。漫画・イラスト・絵本などを創作している。『日本現代怪異事典』(笠間書院)の同人誌版からその装画を手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    21世紀に入ってから現在まで、ネット上で語られた怪異を紹介した一冊。大体2ちゃんねるで語られた話が中心で、多少とも目を通していた身としてもこれほど多くの怪異があったのかと驚かされる。「コトリバコ」や「きさらぎ駅」「くねくね」に「八尺様」「猿夢」等の有名所は押さえてたんだけどなあ。個人的に洒落怖で語られていた怪異は、創作の中にもどこか日本的なものの根っこがあるような気がする。それは怪異の解読でも触れられているし、コラムでのSCPとの対比でも顕著。2ちゃん自体は下火になったけど、混沌としたいい時代だったなあ。

  • sin

    新しい世紀の怪談はその大部分をインターネットに負っていると云って過言ではないだろう。発信者は手軽にその自己顕示欲を満たすことが出来るため怪談の発信数は圧倒的に増えたが、それに反して信憑性は激減する結果を招いたのではないのだろうか?どれもこれも過去の焼き直しと云う印象を拭えない。かつての「友達の友達に聞いた」転じ、まるで自身の体験談の様に語っても違和感を覚えない参加したがりの自己満足が透けて見える気がする。いや、表現は稚拙に見えてその中に過去の事例を裏付ける正真正銘の本物が混ざり込んではいないとは限らない。

  • イトノコ

    21世紀に入ってから、主にネットで語られてきた怪談100話を解説。/数年前は2ちゃんのまとめサイトで洒落怖をかなり読んでいたので、既読の話も多かった。当時、きさらぎ駅とかコトリバコ、八尺様、両面宿儺なんかは怖々読んだのを思い出す(一方でヒップホップババアや寺生まれのTさんなど笑えるものも)。コピペが容易などの理由で2000年代初頭は一世を風靡したネット怪談も、近年は2ちゃんそものものゴタゴタもあって下火になってきているそうな。たしかに新しい怪談はいつからかまとめでも目にする事が少なくなったからなぁ。

  • 奈良 楓

    ネット上で過去話題を呼んだ怖い話100。一般人が考える怖い話はパターンが似通っており想像力の限界を感じた。「禁后」など気になっていた話がどういったものかはわかった。

  • Kanonlicht

    インターネットが普及する前、いわゆる怪談は、テレビや雑誌などによってある種「怖がらせることが目的」として伝えられるものだった。この本で主に取り上げられている2ちゃんねるなどのネット掲示板で語られた怪異は、一つの事象に対し、複数の発信者が補足・考察を重ねることで、図らずも古来の民間伝承と結びつき、アナログ時代よりもむしろリアリティを獲得しているのが興味深い。

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