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ヒロシマに来た大統領 「核の現実」とバラク・オバマ 筑摩選書

朝日新聞取材班

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480864475
ISBN 10 : 4480864474
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2016年5月27日、被爆地・広島を訪れたオバマ大統領は、原爆で、戦争で命を失った人々へ哀悼の意を捧げた。現職の米国大統領による広島訪問は初めてのことだった。歴史的なこの訪問は、いかにして実現したのか。そのとき被爆者は何を思い、何を感じたのか。オバマ大統領の「核なき世界」への願い、浮かび上がる「核の現実」。朝日新聞取材班が総力を結集して描き出す、第一級のドキュメント!広島スピーチ全文対訳収録。

目次 : プロローグ 新たな始まり/ 第1章 その日、広島で/ 第2章 広島への道―その理想と現実/ 第3章 被爆国・日本、原爆投下国・アメリカ/ 第4章 広島訪問、前夜/ 第5章 被爆者の思い/ エピローグ 核兵器なき世界への遠い道のり/ 資料編

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Humbaba

    人には立場があるので、自分の気持ちをそのまま表現できる状況ばかりではない。それによって本当に欲しいものは手に入らないかも知れないが、それに対して不平を述べるまえに相手の立場を考えてみることも大切である。今までになかったことをやろうと思えば、様々な障壁があるということを無視してはいけない。

  • BEAN STARK

    オバマ大統領の広島を訪れたことやスピーチに対して賛否両論あると思う。被災者とオバマ大統領が抱き合う映像がテレビで流れた時には、自身もそうだが多くの人が関心を持ったと思う。「核なき世界」は多くの人が望むことだろう。しかし今もなお核実験は続き、北朝鮮からミサイルが飛んでくる現実。原爆によって多くの人が犠牲になった。もし原爆がなければ犠牲者は減った、もしくは戦争が長引き戦死者は増えた。原爆によって犠牲者を最小限にとどめ戦争が終わった、もしくは原爆を使わずに終わらせる選択肢はなかったのか?意見はさまざま。

  • kuma suke

    歴史的な一日となったあの日から、もうすぐ一年。その後、世界は核なき世界のために前進しているのだろうか。政権が変わり、今の米国では、あの日のことはどう捉えられているのだろう。歴史的な一日を、ただ歴史に刻むだけでは何も変わらない。

  • お抹茶

    オバマ大統領が広島を訪問するまでの道筋と,演説への賛否両論を取材。オバマ大統領就任から1年半ほどで高まった。広島選出の岸田外相の誕生で,米大統領の広島訪問が外務省内の主要テーマになった。オバマが折った折り鶴は知日派のNSC高官の提案で,日本人の感覚を的確に伝えられる側近がいたことも訪問成功の一つの要因。2016年のG7外相サミットでのケリー長官訪問のため岸田外相は慎重に他国の地ならしを行った。オバマの演説には,核なき世界実現への一歩と評価する一方,具体性に欠ける,投下責任が曖昧という被爆者の批判がある。

  • sunbather

    オバマ訪問に至るまでの日米政府の動きや、米国をロシアを中心にオバマ政権時代の核廃絶に向けた動きを解説。さらに、被爆者の方々をはじめとした様々な立場にいる人たち(アメリカ人含む)の、訪問前後の期待・感想がまとめてあり、コンテキストを把握するにはちょうどいい書物。訪問そのものにもオバマ氏に対しても様々な意見が提示されており、原爆をどう認識し、どう前進すべきなのかという悩ましい問題の複雑さが滲み出てくる。オバマ本人の評価は、まだまだこれからで、大統領の座を降りてからどう動くのかによる。

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