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パッチギ!

朝山実

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873762531
ISBN 10 : 4873762537
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

こちとら小説じゃ! 井筒和幸監督が描く日本版“ロミオとジュリエット”、はてまた“ウエストサイドストーリー”。
1968年の京都を舞台に、対立する二つのグループの男女がふとしたきっかけで知り合い、やがて恋に落ちてゆく。しかしそこには、二人の思いを妨げる深い河が横たわっていた……。試写室で号泣者続出! 「のど自慢」「ゲロッパ!」の井筒和幸監督が、松山猛の『少年Mのイムジン河』を原案モチーフにして、「岸和田少年愚連隊」以来8年ぶりに若者たちを主人公に撮り上げた監督最新作「パッチギ!」。早くも井筒監督の最高傑作との評判も! 映画では触れられなかった登場人物たちの素顔や時代背景が、ここに明らかになる――。ほろにがく、かつ励まされる青春小説の誕生。

Content Description

「のど自慢」「ゲロッパ!」の井筒和幸監督が、「岸和田少年愚連隊」以来八年ぶりに、若者たちを主人公に撮り上げた「パッチギ!」。映画では触れられなかった登場人物たちの素顔や時代背景が、ここに明らかになる。

【著者紹介】
朝山実 : 1956年、兵庫県出身。地質調査員、書店員などを経て、インタビューライターとなる。花村萬月、イッセー尾形らの単行本の編集を手がける一方、「AERA」「週刊朝日」ほかで人物ルポを執筆

羽原大介 : 1964年、東京都出身。つかこうへい氏に師事し、門下生として同劇団に参加。運転手兼、付き人兼、演助兼、裏方兼、大部屋役者として活躍の修業時代を経て、脚本家に転身。ライター業の傍ら劇団「新宿芸能」を主宰し、小劇場で定期的に公演を行う。井筒監督の「ゲロッパ!」(03)で劇場用映画脚本家としてデビュー

井筒和幸 : 1952年、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を開始。75年、高校時代の仲間と映画制作グループ「新映倶楽部」を設立、150万円をかき集めてピンク映画「行く行くマイトガイ性春の悶々」で監督デビュー。81年「ガキ帝国」で監督協会新人奨励賞を受賞。以降、監督作品に「みゆき」(83)「晴れ、ときどき殺人」(84)「二代目はクリスチャン」(85)「犬死にせしもの」(86)「宇宙の法則」(90)「突然炎のごとく」(94)「岸和田少年愚連隊」(96)「のど自慢」(98)「ビッグ・ショー!〜ハワイに唄えば〜」(99)「ゲロッパ!」(03)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Soccer315

    映画は見たことがなかったので主人公が片仮名で一杯出て来たので誰が誰か混乱したけど段々わかってきた。日本と北朝鮮の溝の深さとかがわかった。

  • 田中峰和

    日本が、そして世界が熱かった1968年が舞台。エリカ様をスターダムに押し上げた映画のノベライズ版だ。この映画、二股疑惑の塩谷瞬が主役だったことを今頃知った。在日コリアンへの差別と北朝鮮への帰還事業がテーマなので、登場人物も韓国側の視点はない。毛沢東に傾倒する教師や京大西部講堂に集う学生運動家に角材より鉄パイプが有効と勧める描写など、現在の右傾化とは真逆で左翼が元気な時代にタイムスリップできる。在日側の主人公アンソンが我が子の誕生で朝鮮帰還とワールドカップ出場を断念するラスト。青春と革命が終焉を迎える。

  • 林芳

    こういうお話なのね。映画を観たことがなく、舞台が京都崇仁地区というので手に取ってみた。こういうことは確かにあったのだろうか。あったのだろうな。時代に翻弄され虐げられながらも今いる場所で必死で生きていく人たち。けれどこの物語には希望がある。そこがいい。

  • Hayato Higo

    ★★★★テンポ良く読めた。時代背景もあるんだろうが、故郷のある京都でも何故かチョン高なんて、呼んでたな。さっそく、邦画も観よう。

  • Honggoo Cho

    映画も面白かった

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