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怖い話名著88 乱歩、キングからモキュメンタリーまで

朝宮運河

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065403792
ISBN 10 : 4065403790
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

怖い話は好きですか?

大好き! という人もいれば、ちょっと苦手ですという人もいるでしょう。しかしどちらの人にも否定できないひとつの事実があります。それは人類の歴史は怖い話とともにあった、ということです。
現代のわたしたちが活字で楽しんでいる怖い話は、ホラー小説と呼ばれています。本書はそうした怖い話の名著を、この100年にしぼって88冊紹介したブックガイドです。なぜ100年かといえば、今から100年前の1920年代は現代につながるさまざまなカルチャーが花開いた時代で、この時期に生まれた大衆文化が、現代のホラー小説にまで影響を与えているからです。(「はじめに」より)

◆日本と海外の「怖い話」の100年史
日本で「ミステリーの父」と呼ばれる江戸川乱歩が、アメリカで「20世紀最大の怪奇作家」H・P・ラヴクラフトが活躍していたのが約100年前のこと。以来、時代にあわせて変化しながら現代まで脈々と受け継がれてきた「怖い話」の系譜を、移り変わる世相との関わりを視野に入れながら20年ごとにたどった、かつてない恐怖文学のクロニクル。

◆人気書評家・朝宮運河氏厳選の88冊
雑誌やテレビでもホラー特集が組まれる昨今、「ホラー」と名の付くカルチャーシーンに必ず登場する人気書評家・朝宮運河氏。日本のホラーやミステリーはもちろん、映画化された海外のベストセラー、近年注目されるアジアンホラーまで、「怖い話」をすみからすみまで知り尽くした著者が、今読むべき書籍を厳選。100年分の名著の魅力が、これ1冊ですぐに分かる!

◆澤村伊智さん、背筋さんに聞く読書歴
『ぼぎわんが、来る』や『近畿地方のある場所について』はどこから生まれたのか。現代ホラーの中心で活躍するお二人に、子どものころの怖い話の原体験から、少年時代の読書歴、小説を書くきっかけになった書籍、今面白いと思うホラー小説まで、ここでしか聞けない深〜い話を掲載。


【著者紹介】
朝宮運河 : 怪奇幻想ライター・書評家。1977年北海道生まれ。ホラー・怪奇幻想小説が専門のライター・書評家として活動。本の情報誌『ダ・ヴィンチ』やお化けの総合誌『怪と幽』などに書評・インタビュー記事を執筆。朝日新聞のブックサイト『好書好日』では「朝宮運河のホラーワールド渉猟」を連載。ホラーシーンを長年定点観測し、その動向を読者に伝えている。ホラーアンソロジーの編纂も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    朝宮さんによる1926年から2025年までのホラーの88冊の本を国内・海外ともに紹介されてくれています。この分野の本が好きでかなり読んできたと思っているのですがまだまだ未読の本がありました。それぞれの本について魅力度(テーマ、ストーリー、インプレッション、モメンタム、キャラクターを5段階別に)を示してくれるのが参考になります。宮部さんと京極さんの作品が評価が高いようです。澤村伊智さんと背筋さんとの対談もあり楽しめます。

  • absinthe

    読み友さんのお勧めで手に取った。同著者の別本と話題が被らない選集で、とても役に立ちそうだ。ただのリストではなく、有名本が時代ごとに整理されていて、それぞれ、その時にどういう作品が好まれたかも解説してくれる。日本人ばかりでなく海外の作品も一部紹介されている。とても良い本だが、少しネタバレ感もあるので読むときは気を付けよう。

  • aquamarine

    朝宮氏が、この100年の間に出版されたホラーの名著を88冊紹介したブックガイド。時期によって5章に分かれているが、一章二章の昭和元年から戦後復興期までの日本のものは、三大奇書や乱歩と意外とミステリとして読友さんたちと読んだものが多かった。三章の高度成長期は逆に海外ものに読んだり気になっていたものが多い。1986年以降の四章五章になると読んだもの、読んでなくても知っているもの、ばかりになってくる。勿論理由は、読メユーザーだから、だろう。あらためて読友さん達の知識の深さ、情報の的確さに感嘆することにもなった。

  • ハスゴン

    目立たない感じで置かれて見過ごすところだったけど、こんなガイドブックを何冊も読んできたが当然メジャーな作品も出てくるが、いわゆる文学に分類されるであろう作者の作品も知れて今度書店で探してみるのも本の楽しみのひとつであると思うので巨大書店に携帯して散策するのもアリかもしれない。 本屋でももう少し目立つように置かれる事を望みたい。

  • だのん

    朝宮運河さんの怖い話の紹介本をまた読みました。今回は乱歩の時代から始まり、海外作品も多く紹介されていてうれしいです。

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