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ISBN 10 : 4766422724
Content Description
『溶ける魚』、『地の光』、『水の空気』、『狂気の愛』、ジョアン・ミロとの共作『星座』―。シュルレアリスム全体を貫くオートマティスム(自動記述)は、ブルトンの詩においてどのように展開したのか?ブルトンにとって「イマージュ(image)」とは何だったのか?謎めいた詩的イマージュの連鎖に隠された、ことばの運動そのものを浮かびあがらせる、著者渾身の詩論。
目次 : 1(『磁場』から『処女懐胎』へ―詩的共著作品について/ イマージュ論の展開/ 『溶ける魚』論/ 『地の光』論/ 『水の空気』についてのノート/ ブルトンの詩の読解/ 詩的アナロジーについてのノート/ 『星座』について―ブルトンとジョアン・ミロ)/ 2(『磁場』序説―女の顔をした象と空飛ぶライオン/ 複数性のテクスト/ イマージュの変身譚/ シュルレアリスムの都市についてのノート/ 博物誌の方へ/ 『狂気の愛』における結晶)
【著者紹介】
朝吹亮二 : 慶應義塾大学法学部教授、詩人。1952年生まれ。1975年慶應義塾大学文学部卒業、1979年同大学大学院修士課程文学研究科修了、1982年同大学大学院博士課程文学研究科単位取得退学。1987年、詩集『opus』で第25回藤村記念歴程賞受賞。翌年、同作で第1回三島由紀夫賞候補。2011年、『まばゆいばかりの』で第2回鮎川信夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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