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あめの帰るところ

朝丘戻

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861344428
ISBN 10 : 4861344425
Format
Books
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「離れたくないって想ったら、寂しくなったよ」そう告げたのは、飄々として不躾で、どこか寂しげな予備校講師の能登先生だった。高校生の千歳は、優しすぎる彼の恋心に翻弄されながらも、幸福な時間を積み重ねた。ふたりきりの教室、一緒に見た花火、朝焼け…。けれど、それは一瞬にして千歳の中から消失した―…。恋を初めて知った能登と、恋を忘れた千歳の抗えない想いは…。

【著者紹介】
朝丘戻。 : 東京都出身・神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 那義乱丸

    号泣。最初は30男とは思えない能登に引いたけど読み進めるうちに彼の内面の儚さを感じて切なくなった。前半、ほんわりとした甘やかさで繋がる二人なのに何故か私の心を不安が掠め…。胸を引き絞られるような後半には何度も涙が溢れた。ちいさんの中にあめちゃんを探し、でも本人にはけっして求めることはしない能登。それは彼の幸せが能登の何よりの願いだから。溢れる想いも伸ばしたい指先も何もかもを自分の内に閉じ込める能登があまりに辛かった。定番とは違うエンドにも感涙。これからたくさんの愛を重ねていく匡志と千歳に幸多かれと願う。

  • たかはし

    BL読んでこんなに泣いたのいつぶりってくらいの号泣本でした。朝丘さんの切なくて詩的な文章が心底好きです…二人で過ごした思い出や心情の綴り方は本当に巧い…滂沱の涙。朝丘作品とはかなり相性の良い私ですが、これはキャラや年の差、後半の記憶喪失にしても、全てが好みのドンピシャな一冊で、その最たるものが攻めの能登先生!前半の「先生へ」ではあめちゃんへの「好き」が兎に角溢れているし、言動は幼いけど真っ直ぐな愛情に萌えすぎて何度悶えたか…;;「過去のすべてを話して、あめちゃんが戻ってくるの」には涙腺が決壊。永久保存本。

  • 30歳塾講師が17歳の受験生を授業中に口説くってのは倫理的にどなの?と固いことは言ってはいけないww千歳と出会ったことできっと彼の回りの全てが色づき息づき始めたんだろうね。こんなに一途に思われたら本望だなぁ。ただ個人的に能登は私には無理だなwwま、自分の好みとは別として良い話だったと思う。思わず涙したし。急に記憶喪失というありがちな手法にええ?と思ったけれど、互いの気持ちに寄り添う書き方に読んでいるこちらにも痛いほど彼らの気持ちが伝わってきた。朝丘作品は以前合わなくてダメでしたがこれは良かった!

  • はちこ

    感動させよう、泣かせようとしているのはすごく伝わってきた。多分主人公二人を好きになれたら泣けるのだろうなと思う。あめちゃんが呼び名も手伝って本格的に女の子にしか思えなかったのでBLという感覚ではなかったです。先生は最初、こんな三十路嫌だ……と本気で引いてしまったので後半大人らしい常識も少し見せてくれて安心した。前のエピソードをうまく後に活かしているなと思ったけど、最後の子供を庇って事故……はご都合的な感じも?ただ一般的に評判がいいみたいなので、きっといい作品なのだろう。私の感動スイッチが鈍いだけだ。うん。

  • たにしぃ

    正直一章を読んでるときは、先生30歳でこの幼さは無いわ〜と思ってたんだけどやはり二章で劇的に印象がかわりますね。頼りなさそうな掴み所ない先生が、実はすごく芯のしっかりした人だと分かる。最後のほうは泣けて泣けて…/余談・私は大阪出身ですが京都の子供「おおきに」は言わないと思う。

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