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京都寺町三条のホームズ 15 劇中劇の悲劇 双葉文庫

望月麻衣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575523850
ISBN 10 : 4575523852
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

ニューヨークから戻ってきた清貴と葵。再び、『蔵』での日常に戻った二人の前に、以前、吉田山荘で起きた殺人未遂事件の被害者となった人気作家の相笠くりすが現れる。くりすは、清貴をモデルにして書いた『華麗なる一族の悲劇』という小説を手にしていた。それは、昭和初期の京都を舞台に、探偵の清貴と書生の秋人が大富豪一族の謎に挑戦する物語だった…大人気シリーズ、15弾!

【著者紹介】
望月麻衣 : 北海道出身。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞でデビュー。2016年本作が『京都本大賞』を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 今回はエラリー・クイーンのパスティーシュという事で、ミステリ度の強い番外編。コレはこれで面白かったけど、やっぱり葵も登場しての展開のほうが好き。次巻が待ち遠しい

  • hiro

    ホームズの謎解き、主人公二人の恋愛、もちろん京都案内に鑑定と見どころが多いこのシリーズもマンネリ感がしていた。そのためか、13、14弾では日本を離れて、上海・ニューヨークを舞台にした海外編と、目先が大きく変えていた。そして、この15弾ではさらに大胆にあの有名な古典ミステリーをオマージュした作中作が登場した。さすが名作ミステリー、以前読んだ内容をハッキリと覚えていたので、犯人はすぐに分かったが、マンネリ感などどこへやら楽しく読むことができた。次はどんな方法で楽しませてくれるか、期待して待つことにしよう。

  • ひさか

    2020年8月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ15作目。 2/3くらいが、劇中劇の話です。この部分、あまり興味は惹かれませんでした。次作に期待します。

  • ばう

    ★★清貴と葵の前に以前の事件で知り合った小説家相笠くりすが現れ、清貴を主人公にした小説を書いたと言う。その劇中劇?がメインの本作ですが、正直いつもの2人を中心にした物語の方が好き。エラリー・クイーンへのオマージュと言いますが昭和初期が舞台という事もあるのか、クイーンの様な(あらすじはほぼクイーンの名作)クリスティの様な横溝正史の様な、それらをミックスした様な話という印象です。それよりも次は画家として成功した円生、彼をプロデュースする葵、焼き餅を焼いてオロオロする可愛い清貴が見たいな。

  • 真理そら

    『Yの悲劇』はあまりにも昔読んだので覚えていなかったが。記憶のかけらが浮かんできた(クィーン物も読み返してみようかな)「葵さんがいない」と思う読者の声は清貴クンが代弁してくれたけれど…その後の妄想でれでれムードには笑えた。葵さんは清貴や円生のようなナンギな男に好かれるタイプなのね。

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