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最後の記憶 新装版 徳間文庫

望月諒子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198948344
ISBN 10 : 4198948348
Format
Books
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

患者の秋山には、脳底部に腫瘍影が認められた。手術の前日、執刀医の沢村に彼は突然言った。「眼鏡を、かけられたほうがいいかと、思うのです」何を言っているのか意味がわからぬまま、執刀当日を迎えた。頭部切開の最中、ふとしたはずみで秋山の髄液が目に飛び込んできた。沢村の脳裏におかしな映像が映るようになったのはそれからだった。脳外科医の戦慄体験を描く衝撃の長篇サスペンス。

【著者紹介】
望月諒子著 : 愛媛県生まれ。銀行勤務の後、学習塾を経営。デビュー作『神の手』が、電子書籍で異例の大ヒットを記録して話題となる。2011年、『大絵画展』(光文社)で、第14回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アッシュ姉

    脳外科オペ中に起きたアクシデント以来、奇妙な映像が脳裏に浮かび、自分とは思えない思考や趣味嗜好に戸惑う脳外科医の苦悩。陰鬱な雰囲気に濃密な望月節が相まって、疲弊しながらも読みきった。

  • マキマキ

    サスペンスというよりはSFぽいかな。脳内に多重な人格というか、想いが寄生する。医学の説明用語や主人公の研究説明にページ数を割いてるので、意外と物語的には盛り上がりというか、ハラハラ感は少なかった気がする。寄生者がどういったものなのかは、なんとなく描かれたので、こういう話によくある、モヤモヤは少ない。ただ最後乗り移るとの予想は外れた。そういう描写くるかなと思ったが、それ自体がよくあるパターンか!

  • YH

    脳って人間の器官の中でも、解明されてない機能も多いと聞いたし、もしかして、こんな風に記憶の伝播があるって可能性もゼロではないのかも。と思わせる力はさすが、望月さんと思った。

  • 大福

    46冊目、読了。 医療系の専門用語が多いんだけど、 ちゃんと理解しないとこんがらがるわけではなかったので、助かった。 望月さんは、こーゆー本も描かれるのね。 主人公はやっぱり芯が通っていて、ちょっと秘密主義。 自分の運命から目を背けない強さが、本当の強さなんだろうな。

  • ドロンジョ935

    脳腫瘍の患者秋山の手術中に髄液が目に飛び込んだ沢村先生。その日から回りの人に関する予知映像が見えるようになってしまう。煮物が食べたくなったり焼酎をのみ始めたり喫煙を始めたり、自分のなかにまるで秋山がいるような…。荒唐無稽のようなのになんだかつじつまがあってる怖さと気持ち悪さ。脳外科の専門的な記述も多いが読みにくさもなくて、この作者の他の作品も読みたい

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