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オリンピックに勝つ物理学 ブルーバックス

望月修

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062577809
ISBN 10 : 4062577801
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「流して走っている」ように見えるボルトが速いのはなぜ?水の抵抗を抑える究極の泳ぎとは?無回転シュートのボールには“しっぽ”が生えていた!モーグルやスノーボードで空中をより長く舞う方法とは?スキージャンプは「飛ぶ」ではなく、「効率よく落ちる」が勝負!空気や水の流れ、地面や氷雪面との摩擦を調べる流体工学の視点から見えてくる、オリンピック必勝法。

目次 : プロローグ 金メダルを獲るために、物理学にできること/ 1 競泳で勝つ―「マグロジャパン」の驚異/ 2 陸上競技で勝つ―「走る」「投げる」「跳躍する」の物理学/ 3 球技で勝つ―本田圭佑が放つ無回転シュートの秘密/ 4 滑り勝つ―超ハイテク競技の要はコース取りにあり!/ 5 K点超えを目指せ!―スキージャンプのマジックナンバー「36」

【著者紹介】
望月修 : 1954年、東京生まれ。北海道大学工学部卒業後、82年に北海道大学大学院・博士後期課程修了。名古屋工業大学助手、北海道大学工学部講師を経て、87年から同大学助教授に。現在は、東洋大学理工学部教授。日本機械学会フェロー、日本流体力学会フェロー。1980年代後半に、スキージャンプ日本代表チームの依頼で飛行姿勢の解析に取り組み、以来、流体工学とスポーツの研究に従事。「工学は愛である」をモットーに、生体医工学分野で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • C-biscuit

    図書館で借りる。図書館のオリンピック関係のコーナーにあったので読む。道具を使う競技等オリンピックなどのスポーツ競技に関わるテクノロジーが紹介されている。そう言われると一時期流行った鮫肌水着などは最近みない。どうも禁止になっているようである。本田の無回転シュートにもシューズの工夫があることを今頃知った。記録向上一辺倒かとも感じる内容であるが、槍投げなどは他のトラック競技者が危ないということで、飛距離の出ない槍に変わっているらしい。最後はなんとなく空想科学読本のような、ありえない理想形の紹介が記憶に残るw。

  • まつど@理工

    物理学の知識を用いて、抵抗を極限まで抑え、移動速度を増すために摩擦力をうまく活用する。1章では泳ぎ方の改善では速度の向上が期待できなくなって水着の開発競争がメダルと直結するようになってきたこと。2章で陸上競技、73度で蹴り出す、シューズの底の工夫。3章で球技、本田圭佑の無回転シュート。4章でスキースノボー、空気抵抗を如何に制すか?モーグルやスノボーでより長く舞う方法。5章でスキージャンプ。予備知識がなくとも結論は分かるが、高校の物理学の知識がある方がずっと楽しめるとは思う。けっこう面白い。名著。

  • 文章で飯を食う

    後書きにもあるとおり、規則違反や人間の体には不可能なアイデアもある。しかし、限界は、極端なことをとことんまで考えなければ突破できないのだ。水泳で爪を伸ばすと記録が伸びるとか、いろいろな要素の重みとかが、以外と常識と違っていておもしろかった。

  • calaf

    面白いけど、この面白さが分かるのって一部の人だけではないのだろうか。。。はっきり言ってしまうと、邪道 (爆) でも、逆に言えばオリンピックの記録というのは、こういう邪道を追究するところまで、きているのかもしれません。

  • 乱読家 護る会支持!

    ⚫︎水着の表面に100ミクロン間隔の細かな縦溝を入れることで、摩擦抵抗を小さくする。サメの鱗を模倣。400メートルの競技で0.18秒の短縮。 ⚫︎無回転シュートを打ちやすいサッカーシューズ。ボールを蹴る部分にウレタン樹脂を貼り付け、ボールとの接触時間を長くし、回転数を抑えた。 ⚫︎スピードスケートのウエア表面には、空気抵抗を下げるために、ゴルフボールのディンプル加工のような突起群がつけられている。。。 などなど、流体力学の視点からオリンピックに勝つ方法を考える本です。

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