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死にたがりの僕たちの28日間 スターツ出版文庫

望月くらげ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784813717096
ISBN 10 : 4813717098
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

どこにも居場所がないと感じていた英茉の人生は車に轢かれ幕を閉じた。はずだった―。目覚めると、死に神だと名乗る少年ハクに「今日死ぬ予定の魂を回収しに来ました。ただし、どちらかの魂です」と。もうひとり快活で悩みもなさそうなのに自殺したという同級生・桐生くんと与えられた猶予の28日でどちらが死ぬかを話し合うことに。同じ時間を過ごすうちに惹かれあうふたり。しかし桐生くんが自殺を選んでしまった辛い現実が発覚し…。死にたがりの私と桐生くん。28日後、ふたりが出した結末に感動の青春恋愛物語。

【著者紹介】
望月くらげ : 徳島県出身。『この世界で、君と二度目の恋をする』(KADOKAWA)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 和尚

    「今日この街で死ぬ予定の魂を回収しに来ました。 どちらが死ぬか選んでもらっていいですか?」 居場所を感じられず生きる理由がないと感じる少女と、境遇によって自ら死を選んだ少年は、そう死神に告げられ、自身の死にたい理由を一週間に一度、プレゼンすることになり…… お互いの境遇、気持ちを話す中、ロスタイムのような1ヶ月でお互いのことを知り惹かれ合う二人の心情と運命が切なくも淡く、柔らかい文章と相まって優しい物語でした。

  • なみ

    車にひかれて死んだはずの英茉は、クラスメイトの桐生くんと、どちらが死ぬかを決めなければいけないという状況になる。 生きたくない。消えてしまいたい。 そんなふうに思っていたのに、ふたりの時間を過ごすうちに、気持ちは少しずつ変化していく。 それでも、どちらかは必ず死ななければいけないというルールがあって──。 彼らが出した答えがとても尊かったです。 最後の伏線回収がとても素敵でした!

  • 栗山いなり

    死にたがっていた少女と少年の成長を描いた青春小説。少女の方の死への渇望理由が境遇的にも精神的にも弱い気がしたがこの年頃の少年少女がそう思う事もあるんかなぁとも思った

  • 檸檬

    最近出会った友達が作品の「死にたがり」と重なって色々と考え込んでしまった。展開はどんでん返しとかじゃ無くて、よくある展開よりだと思う。

  • ふぃぼなっち

    死にたがっていた少女と少年が自分の死をプレゼンをし、相手のことを理解していくうちに想い始める物語。 少女の『死にたいわけじゃない。ただ生きていたくないだけ』という言葉も良く分かるし。 死神の『死は本来、自由なものです。』というのも良く分かる。その後の少女の反論も。 死神の正体的に後味の悪い終わりではないと想像がついたが、ただただ、機会がなかっただけで生きながらえている私としては、割と死生観に共感を持てた。

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