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日本発宇宙行き「国際リニアコライダー」 Ks科学一般書

有馬雅人

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061531635
ISBN 10 : 4061531638
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan

Content Description

宇宙の謎を解き明かす超大型粒子加速器の建設に邁進する一人の若き素粒子物理学者と政治家与謝野馨のストーリー。次世代のこどもたちのために、与謝野馨の檄がとぶ!「物事を成すにウルトラCは無い。王道を着実に歩め。国際リニアコライダーは、日本がやるべきだ!」

目次 : はじめに(一億三千万年の旅路/ 人類は宇宙をほとんどしらない ほか)/ 第1章 若き素粒子物理学者の挑戦(神があたえしもの/ 世界最大の研究所 ほか)/ 第2章 政産官学が一つになった日(メンバー同士の温度差/ ILCの設計書 ほか)/ 第3章 科学技術立国日本 復活の狼煙(文部科学省がILC日本誘致の検討を開始/ 経済波及効果は四兆円! ほか)/ 第4章 ラストスパート(神が与えてくれたチャンス/ 宇宙のシナリオ ほか)

【著者紹介】
有馬雅人 : 一橋大学卒。三菱重工業(株)在職中に、先端加速器科学技術推進協議会(AAA)初代事務局長となる。現在、ボランティアで同事務局アドバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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認知度がまだまだそれほど高くないリニアコ...

投稿日:2021/04/11 (日)

認知度がまだまだそれほど高くないリニアコライダーについて、とてもわかりやすく書かれている本です。リニアコライダーを取り扱っている書籍はそれほどたくさんあるわけではないので、とても貴重な一冊であると思います。読んでいてワクワクします。

Ein さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙

    金井宇宙飛行士がソユーズに乗り込むシーンから始まる。ISSでの実験棟きぼうへ。2017年8月の重力波の初観測。宇宙の誕生やダークエネルギー等の解明の切り札が世界で唯一の超大型粒子加速器実験設備「国際リニアコライダー」ILCである。2004年に計画公表。ヒッグス粒子。CERNかっこいい。WWWの生まれた場所でもある。編集中明日続き書く

  • 若井水色

    故与謝野馨氏は自民政権末期や民主政権時代の大臣であまり良い印象ではなかったが、彼の基礎科学発展の熱量を目の当たりにして、その印象もイメージが創り上げた一側面でしかないのだなと気付かされた。もちろんその熱量に絆されただけなのかもしれないが。正直、元々ILCには余り期待していなかったが、多くの人々の情熱が超対称性粒子の発見という形につながればいいなと思う。

  • ntscp2020

    直線型加速器の国際的な計画である国際リニアコライダー (ILC) を紹介したもの。仮名の主人公、川上肇の研究活動を通じてILCの意義を訴え、日本での建設を訴えている。何故仮名の主人公を登場させたのか分からないが (実在の複数人の役割をまとめたのだろうか) 、そのおかげかすんなり読めた気もする。全体的にそんなに細かい物理理論に言及しているわけではないので、読むのは難しくない。ILC計画はここ数年停滞しているが、本文中でも言及されている通り、中国に取られる気がしてしまう。

  • かつ

    ILCの提灯記事がメインで、面白くなかった。

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