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地方自治全史 筑摩選書

有馬晋作

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480018335
ISBN 10 : 4480018336
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦前に比べ大きく民主化された戦後の地方自治は「改革の平成時代」を経て、今後どうあるべきなのか。地方自治の近現代全史を描き出し、地方と国の関係を考える。

【著者紹介】
有馬晋作 : 1955年生まれ、鹿児島市出身。鹿児島大学客員教授。宮崎公立大学名誉教授。日本地方自治研究学会理事。専門は行政学、地方自治論。明治大学経営学部卒業。鹿児島県庁、自治省(現総務省)などでの勤務を経て、社会人学生として鹿児島大学大学院で学んだ後、宮崎公立大学教授、同大学学長を務めた。著書『暴走するポピュリズム―日本と世界の政治危機』(筑摩選書、2021年、宮日出版文化賞、日本地方自治研究学会賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • awe

    県庁、自治省を経て行政学者となった実務家教員による大著。冒頭に日本の地方自治制度に関する教科書的な説明をした後、明治から令和の現在までの地方自治のあり方とその課題を俯瞰している。正直理論的な考察は少なく、史実の列挙と筆者の所感が述べられているという感じで、もの凄く面白い本という訳ではなかったが、それなりに読み応えはあり、勉強になった。◆まず明治の地方自治は、帝国議会開設後に予想される反政府的な動きを抑えることなどを目的とした「官治」であった(知事の官選など)が、実態としては江戸時代以来の部落における寄合に

  • バーニング

    タイトルは全史とあるが著者が冒頭に述べているように、目まぐるしく精度改正が行われた平成の30年の分析に主眼がある。よって明治〜昭和にかけてはやや駆け足で進み、その分平成期のいわゆる「地方分権改革」が分厚い記述になっている。金井利之らの先行研究に広く目配せしつつ整理している点は、選書という形式(専門的すぎず、一般読者を想定しているという点で)にも沿っている。逆に著者のオリジナリティをこの一冊で見出すのはやや難しいかもしれないが、この分野に興味のある一般読者や学生は教養的に読んでおいて良い一冊と言えるだろう。

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