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ISBN 10 : 4779519098
Content Description
広告、ポスター、商品カタログ、ウェブサイト、動画、ニュースなど様々なメディア・コンテンツを対象に分析できる画期的分析法!
その広告、何か意図せぬバイアスが潜んでいませんか。文字情報、イメージ、レイアウト、質感といった複数の要素から総合的に分析。メディア・コンテンツの背景にある社会・文化の価値観やメッセージを読み解いてみよう。(カラー口絵:16頁)
私たちは誰もが、過去の経験や文化、教育、そして日々触れるメディアからの影響を受けて、知らず知らずのうちに「こうに違いない」と思い込んでしまう心理的な傾向を持っています。こうした無意識の偏見はアンコンシャス・バイアスと呼ばれ、個々人の認知だけでなく、社会の価値観そのものを形作る可能性があります。
MCDA は、メディア・コンテンツに潜むメッセージを批判的に読み解く方法であり、私たち自身のバイアスに気づく手がかりを与えてくれます。(「まえがき」より)
著者紹介
有馬 明恵(ありま あきえ)
【1章,5章,7章,8章,9章1節・3節前半,あとがき】
東京女子大学現代教養学部教授。博士(社会学)。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。専門は社会心理学、メディア・オーディエンス研究、メディアとジェンダー研究。主な著作に、『内容分析の方法[第2版]』(単著、ナカニシヤ出版、2021年)、『ジェンダーで学ぶメディア論』(分担執筆、世界思想社、2023年)、『リベラルアーツとしての社会心理学』(共編著、2024年、八千代出版)、『「日本人」であることとメディア――日本人らしさと世論の社会心理学』(共編著、勁草書房、2025年)等がある。
竹田 恵子(たけだ けいこ)
【まえがき,2章,3章,4章,6章,9章2 節・3節後半】
東京外国語大学専任講師。博士(学術)。専門はジェンダー/セクシュアリティ研究、メディア研究。芸術分野におけるジェンダー/セクシュアリティ教育の普及を推進する団体であるEGSA JAPAN代表。主な著作に、『社会の芸術/芸術という社会――社会とアートの関係、その再創造に向けて』(共編著、フィルムアート社、2016 年)、『The Dumb Type Reader』(分担執筆、 Museum Tusculanum Press、2017年)、『生きられる「アート」――パフォーマンス・アート《S/N》とアイデンティティ』(単著、ナカニシヤ出版、2020年)、『ガールズ・メディア・スタディーズ』(分担執筆、北樹出版、2021年)等がある。
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