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ディズニ-の魔法

有馬哲夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106100444
ISBN 10 : 4106100444
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2003
Japan

Content Description

今や原作よりも身近なディズニー・クラシックスの数々。残酷で猟奇的な中世の童話は、いかにして夢と感動の物語に作りかえられたのか。本書では、「アメリカの民話」を作るために使われた“魔法”の裏側を明かす。

【著者紹介】
有馬哲夫 : 1953(昭和28)年生まれ。77年早稲田大学第一文学部卒業。84年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。93年ミズーリ州立大学客員教授。現在、早稲田大学社会科学部教授(メディア論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    原作がよく怖いと言われる昔話だけどここまでとは、、、改めてディズニーの功績はこういうグロテスクな話をオブラートにして誰でも映像美を楽しめる物語にしたのがすごい。当時の時代背景からは人が死ぬのは当たり前な現実の中から中々ハッピーな物語は生まれにくいものだと感じた。

  • 海猫

    残酷だったり猟奇的であったりする中世の童話を、ディズニーはいかに換骨奪胎し夢と感動のアニメーションに作り上げたのか?白雪姫、ピノキオ、シンデレラ、眠れる森の美女、人魚姫、美女と野獣など6作を解説。私はディズニー作品はトイ・ストーリー以降のCGアニメからハマったので、この本で取り上げている長編アニメーション群は見ていない。思い入れは無くても、元の童話のアクの強い部分には、素材としての魅力を感じた。ただし粗筋や表面的なテーマの比較に終始するので浅く食い足りないし、アニメ映画としての魅力はいまいち伝ってこない。

  • ユウユウ

    ディズニーの魅力というか吸引力の理由がわかりやすく説明されています。よく昔話を歪めてよくないとか聞きましたが、そんなことはないのだなと。素直にディズニー映画観たくなった。最近の作品についても解説してみてほしい。

  • 糸桜

    [図書部 新書書評用]友達にも紹介されたことがあってとても気になっていたので読んでみました。とても面白かったしこの機会に読めて良かったです。新書は苦手ですがとても読みやすかったし、ディズニーのアニメーションは多くの人はどれかはみたことあると思うのでみんなが普段読まない新書の紹介としてはぴったりの一冊だったと思います。各章の構成も原作の説明、それからディズニーでは…という風になっていて分かりやすかったです。グリムやアンデルセンは一通り読んできたけど他の人の童話は全くなので読んでみたいです。

  • パーポ

    恐ろしい原作に、ディズニーはどんな魔法をかけたのか?白雪姫、ピノキオ、シンデレラなど、ディズニーのアニメ映画たちの原作となる童話を紹介した後、そこから何を変えて、世に新たな作品として出したのかが分かりやすく解説されている。その時代ごとにヒロインのキャラクター性も変わってきているのが面白い!また、シンデレラがまさかの当時は失敗作扱いだったのがびっくり。ディズニーがかけた魔法の正体は、"愛"なのでしょうね。ディズニー版と原作版どちらも素晴らしい作品ですが、やっぱりディズニーに染められちゃったよ私。

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