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こうしてテレビは始まった 占領・冷戦・再軍備のはざまで

有馬哲夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623067725
ISBN 10 : 4623067726
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan

Content Description

メディアの巨人たちの知られざる暗闘。メディア史であり、日米交流史でもあるテレビの歴史を通じて、テレビ元年生まれの著者が、「テレビとは何か」に迫る。

目次 : ファイスナーとハウギー/ 「ラジオの父」と「トーキーの父」からテレビは始まった/ テレビ導入を望んだ「放送法の父」と「民間放送の父」/ 「テレビの父」の戦前と戦後/ 「ニュース解説の父」と「VOAの父」の登場/ 「テレビの父」が「ラジオの父」を押しのけた/ 「テレビの父たち」の密約の崩壊/ 「プロパガンダ放送の父たち」と「海上自衛隊の父」/ 「テレビの父たち」のバトルロワイヤル/ 日本テレビの誕生とマイクロ波通信網の流産/ 忘れ去られた「テレビの父たち」/ かくてテレビは台湾にもたらされた―知られざる日米合作

【著者紹介】
有馬哲夫 : 1953年青森県生まれ。1977年早稲田大学第一文学部英文科卒業。1984年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。東北大学大学院国際文化研究科アメリカ研究講座助教授、早稲田大学社会科学部(メディア研究)教授などを経て、早稲田大学大学院社会科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • doremi

    「日本テレビとCIA」にマイクロ波通信網の話を追加した感じ。主旨ではないのですが、NHKと電電公社の巻き返しがすごいです。あと、なにかと自社技術にこだわるNHK。NHK肥大化は、ここから始まったのかもしれません。 2014年 C0036 \2800. 2013

  • yasu_z2

    日本のテレビ開始にはアメリカの意向や戦略が大きく影響してたり、全国ネット用のマイクロ回線網も軍事利用を想定して計画されてたりとか闇の中で知らないことが多すぎる。 奥さまは魔女など初期のアメリカホームドラマも親日プロパガンダの効果を考えてとか知らぬ間に洗脳されていたなんて考えると恐ろしい!

  • 虫食い侍

    筆者にとっては、この分野での総決算であろう。皆川-フォレストから正力-ムントを経て、対日協議会や野村などのジャパンロビーに至るまで実証的に網羅されている。最初は受像機の販売の夢から始まり、「逆コース」から国際電気通信連合での電波の割当をめぐる闘争(反共プロパガンダ)、放送法制定、電力借款と引換のアメリカ方式、マイクロ波通信網計画の頓挫と対日協議会の画策、再軍備をめぐる安全保障問題など、とにかく刺激的で面白かった。

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