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玄冥宮の屍王 1 角川文庫

有田くもい

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041154953
ISBN 10 : 4041154952
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

皇城の奥深く、密やかに佇む玄冥宮。
そこには強大な力を持ち、人に仇なす妖異を狩る「屍王(しおう)」がいる。
世の平安を守る「鬼方士」の青年、潤冬惺(じゅんとうせい)は、屍王を助けよという皇帝の勅命を受け、現屍王・白玲(はくれい)を訪ねる。
初めて見た白玲は可憐な美少年で、冬惺は驚く。
しかし直後に、助けはいらぬと手酷く拒絶されてしまう。
実は白玲には一人で戦わねばならぬ理由があった。
そうとは知らぬ冬惺は‥‥。
運命の二人が出会って幕を開ける、劇的中華ファンタジー!


【著者紹介】
有田くもい : 兵庫県出身。2021年、第7回角川文庫キャラクター小説大賞“奨励賞”を受賞、受賞作を改稿・改題した『あやし神解き縁起』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    皇城の奥深く密やかに佇む玄冥宮にいる宿命的存在の屍王・白玲と、傷を抱えた青年鬼方士・潤冬惺。2人の出会いが世界を変える中華風ファンタジー。堕ちた神獣の欠片を狩る屍王を助けよという皇帝の勅命を受けた冬惺が、可憐な美青年である白玲を助けようとして、手酷く拒絶されて始まった初めての出会い。実は白玲には一人で戦わねばならない理由があって、一年前に起きた惨劇も明らかにしていきながら、白玲のことを知りむしろ過保護になってゆく冬惺の変化や、繊細な描写を積み重ねて描かれるかけがえのない2人の関係性がなかなか良かったです。

  • 冬野

    初読み作者さん。しっとりとした情感豊かな筆致で綴られる中華風主従ブロマンス。屍王の存在が特異で、全体的に設定の量が多いのだが、情報開示の仕方が巧くするっと読める。こういう傷を負った者同士が反発や軋轢を経てバディになっていく物語ってとても好き。心情の揺れ動きや食べ物の描写も良く、溌剌とした侍女二人はとても可愛い。シリアスな雰囲気の中にくすりと笑えるところもある。終盤若干駆け足だったかな?と感じた以外は物語世界に浸って楽しめた。状況的にここからが佳境!という終幕だったので是非とも続編が欲しいですね。星:5/5

  • ナンシー

    まっすぐな空気感の方々が繰り広げる胸熱ストーリー、ジャンルは「ブロマンス」らしいのですが、細やかなカワイイが散りばめられて愉快です。器用さも強さなんだな…

  • 旅猫

    設定が面白いのと、描写が細やかなのが気に入った。続編があれば読みたい。

  • 筒井透子

    使命を全うするためだけに生まれた屍王は、父親がつけた従者を拒否し続ける。一年前の惨劇を悔やみ、誰も自分のせいで死んでほしくないから。従者の冬惺も同じ痛みを抱えて生きていた。そんな2人が互いを許し許されながらバディになっていく・・。胸熱でした!屍王のツンデレぶりと冬惺の健気さがツボで胸キュン。こういうの読まないおばちゃんの私でも面白かった!ブロマンスというらしい。ミステリ要素あり戦いありのザ・エンタメで、中華風で複雑な世界観もすっきり読めて没頭できました。侍女のわちゃわちゃキャラもかわいい。続きを期待!

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