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それは、吹き荒れる花のような。 それは、降り積もる雪のような。 Ga文庫

有澤有

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815624224
ISBN 10 : 4815624224
Format
Books
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

雪解けて、春。鮮やかに芽吹く想い。

不器用ながらも、真っ直ぐに。心温まる青春グラフィティ第2弾。

静一郎と澄花のその後を描く、「それは、降り積もる雪のような。」アフターストーリー。

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    冬を経て少し心境が変わり、澄花と一つ屋根の下、喫茶スミレで変わらず暮らしていた静一郎。遠回りする2人のそれからを描くアフターストーリー。進路調査に「就職」と書いた静一郎と周囲の心配、澄花の親友・春原つくしが静一郎に対して抱える何とも複雑な想い、そして未だ保留したままの澄花に対する回答と、行方不明なままの父。言動がストレートすぎる白須賀サラも絡めながら、澄花の父や透乃といった年長者に見守られながら試行錯誤を繰り返して、すれ違いを乗り越えて2人で一緒に地に足つけて向き合っていった後日談はなかなか良かったです。

  • わたー

    ★★★★☆まあまあ。「それは降り積もる雪のような」の続編で、前作では保留となっていた2人の関係に一つの区切りができるまでを描くもの。作品全体の雰囲気こそ前作と変わらなかったが、外的要因によって2人がいつまでも今のままの関係ではいられなくなるという、まるで春の嵐によって寒く停滞していたものが一気にかき混ぜられて暖かく変化していくような、状況が好転していくように感じて、タイトルをなぞっていたのは良かった。ただ、前巻で気持ちは通じていたので、外的要因が加わったところで気持ち自体には影響しないんだろうな

  • 真白優樹

    静一郎と澄花の関係が固まらずもどかしい春、進路問題や経営問題に立ち向かう今巻。―――花吹き荒れて、共に歩むは恋。 静一郎の進路問題、蒸発した父親の行方、澄花の親友であるつくしの複雑な気持ち。様々な問題と思いが巡る中、周囲に見守られながらゆっくりと心を深めていく巻であり、万感の思いが駆け抜ける巻である。思い深めて踏み出せて、結ばれるのは二人の関係。これから色々な問題が待っているのかもしれない。だけどきっと、二人で歩いて行くのなら何処までも大丈夫だろう、そう信じたい。 うん、とても面白かった。

  • ほたる

    アフターストーリー。ふたりの関係性はもうすでに形作られてはいるけれど、将来のこととかがあって今一歩その関係に名前は付いてはいない。きっかけとともに最後の壁を乗り越えていくところが良かった。二冊とも読みやすくて楽しめる物語になっていました。

  • 椎名

    「それは、降り積もる雪のような。」の後日譚となるアフターストーリー。卒業後の進路や、珈琲の高騰からくるスミレの存続の危機に頭を悩ませながらもあの手この手で二人でそれに立ち向かっていく姿が描かれる。相変わらず空気感、あくまでスミレという喫茶店と珈琲を中心とした関係性が気持ち良く、個人的にかなり好きな作品だ。「自分の居場所は与えられるだけじゃいつかは奪われる。守ろうとしなければいけない」という台詞にハッとさせられてさしまった。変化は避けられない。しかしその中で何を守っていくか、なのだと感じられた。

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