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情報覇権と帝国日本III 東アジア電信網と朝鮮通信支配

有山輝雄

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642038607
ISBN 10 : 4642038604
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

朝鮮半島侵出をはかる日本は、情報通信の掌握を構想したが、自力で電信線を敷設する力をもたなかった。西欧依存から脱却し、自立的な東北アジア通信覇権形成に至るまでの外交の過程をたどる、日朝関係の情報通信史。

目次 : 第1期 西欧資本への依存による拡大政策(大北電信会社への独占権付与と朝鮮への海底電線/ 朝鮮‐清国間電信線架設と日本の独占権断念/ 漢城‐釜山線問題と東北アジア電信網の水面下せめぎ合い)/ 第2期 拡張と依存の矛盾(日清戦争開戦と朝鮮電信問題/ 朝鮮電信支配永続化政策とその混迷/ 日露の利権分有と朝鮮電信/ 自立的拡張への胎動/ 韓露間電信線接続をめぐる日韓露清関係)/ 第3期 依存的拡張から自立的拡張へ(日露戦争による韓国通信機関の占領と併合/ 対馬‐釜山線の買収と東北アジア通信覇権)

【著者紹介】
有山輝雄 : 1943年神奈川県生まれ。1967年東京大学文学部国史学科卒業。1972年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。成城大学教授、東京経済大学教授等を歴任。メディア史研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 転天堂

    韓国併合までの過程を論じる本はたくさんあるが、当時の先端インフラとしての国際通信線に焦点を当てて日本の帝国化を分析している点が興味深い。

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