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転換日本 地域創成の展望

月尾嘉男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130530262
ISBN 10 : 4130530267
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan

Content Description

見慣れたものを宝物に変えた「いろどり」、人口一人の集落から蘇生した「小原集落」、若手の育成によって躍進した「鹿渡島定置」、B級グルメのヤキソバを地域のブランド品に発展させた「富士宮市」―政府の規制に関係なく、政府の補助に依存せず、独自の発想で地域を元気にしてきた16の成功事例を紹介。

目次 : 明治維新一五〇年の否定から出発する未来/ 集落転換―蘇生した人口一人の限界集落(福井県勝山市小原集落)/ 空家転換―ドイツ人建築家が再生させた山村(新潟県十日町市竹所集落)/ 商業転換―一人の若者が変革した商業地域(栃木県鹿沼市)/ 施設転換―クラゲが救世主となった水族館(山形県鶴岡市「加茂水族館」)/ 観光転換―子供の間食で発展した諧謔精神(静岡県富士宮市)/ 鉄道転換―住民と一体で再生した鉄道(茨城県「ひたちなか海浜鉄道」)/ 漁村転換―地域の女性が創業した地場産業(静岡県「戸田塩の会」)/ 農村転換―農村文化の継承を目指す食堂(三重県多気町勢和地区「まめや」)/ 農業転換―奥山と里山の循環が再生する農業(石川県能登半島)〔ほか〕

【著者紹介】
月尾嘉男 : 1942年生まれ。1965年東京大学工学部卒業。名古屋大学工学部教授、東京大学工学部教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授、総務省総務審議官などを経て、東京大学名誉教授、工学博士。全国各地でカヌーやクロスカントリースキーをしながら、19ケ所で私塾を主宰し、地域の有志とともに環境保護や地域計画に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • takao

    ふむ

  • お抹茶

    政府の補助に依存せず,独自の発想で地域を元気にしている事例を紹介。増加から減少,集中から分散,物質から精神,開発から回復というのは,明治政府が近代国家になるために目指した方向と反対。外部の視点を導入することで,身近な存在の価値に気づき,地域創生の切り札となることもある。高齢者が自分の経験を活用し,一家団欒の家庭で生活できることで,結果として消滅しつつある農村文化の継承が可能になる。各省が予算獲得の目的のために支援事業を考案して応募させても,地域の自立精神が阻害され,事業が育ちにくい。

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