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血ぬられた都市伝説 キミが開く恐怖の扉 ホラー傑作コレクション

最東対地

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784811332185
ISBN 10 : 4811332180
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誰かから聞いて、誰かに伝える、怪しい都市伝説には、
心をとらえる魔力がある−−
大人気作家陣によるホラー小説の傑作をセレクトしたシリーズ。最終巻。
【収録作品】
最東対地「カミソリおっさん」
三津田信三「黄雨女」
宮部みゆき「オモチャ」
加門七海「アメ、よこせ」

【著者紹介】
朝宮運河 : 1977年北海道生まれ。得意分野であるホラーや怪談・幻想小説を中心に、本の情報誌「ダ・ヴィンチ」や、雑誌「怪と幽」、朝日新聞のブックサイト「好書好日」などに書評・ブックガイドを執筆。小説家へのインタビューも多数

最東対地 : 1980年、大阪府生まれ。日本ホラー小説大賞の読者賞を受賞し、2016年『夜葬』でデビュー

宮部みゆき : 1960年、東京都生れ。法律事務所勤務を経て1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後、1989年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞、1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、1993年『火車』で山本周五郎賞、1997年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。1999年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、2002年には司馬遼太郎賞など

三津田信三 : 奈良県出身。編集者を経て2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。2010年『水魑の如き沈むもの』で本格ミステリ大賞を受賞

加門七海 : 東京都生まれ。美術館の学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』でデビュー。呪術、民俗学等への造詣を生かした小説や怪談実話等を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • らすかる

    最東対地、三津田信三、宮部みゆき、加門七海。著名な4人の作家が描く都市伝説。ちょっと小学校の図書室にありそうな感じなんだけれど、大人が読んでも面白い。都市伝説って多分人生で最初に味わうホラーなんじゃないかな?懐かしさも味わいながら読了✨✨

  • Tanaka9999

    2025年発行、汐文社の単行本。4編。ヤングアダルト向けの本。そのせいかあまり怖くないように感じてしまう。いや、別に関係ないはずなんだが、三津田信三『黄雨女』怪談らしい怪談。被害者と周囲との間に話のずれがあるのも、被害者が経験する内容(その恋人が語る内容)も恐ろしい。宮部みゆき『オモチャ』この人の現代もののホラーは社会的ホラーだからどことなく恐ろしくない。江戸時代ものなら歴史的状況(身分社会とか)が相まってホラーでなくてもおそろしく感じるものもあるのだが

  • みや

    トンデモ怪人から血縁の切な系までタイプの異なるホラーが揃う。既読の最東対地『カミソリおっさん』は著者らしい型破りな怪人が登場してニマニマしちゃう。三津田信三『黄雨女』はギリギリ現実に居そうで怖い。生温い熱をすぐ横で感じた気分。宮部みゆき『オモチャ』は前2作の真逆を行く切な系ホラーで人の温かさと汚さを同時に描く。都市伝説をワイワイ楽しむ読者への戒めにも見えた。加門七海『アメ、よこせ』は姉妹たちの記憶が次第に蘇ってくる過程が、体の内側からゾワゾワと怪異に忍び寄られているみたい。凄く奇妙な感覚だった。

  • hannahhannah

    都市伝説系のホラー短編オムニバス。最東対地の『カミソリおっさん』はカミソリ持った男が襲ってくる。主人公の高校生がクズ過ぎる。こいつの家にお面被った五人の男を向かわせる必要がある。家族ごと始末する。三津田信三の『黄雨女』は特に怖くない。方言が耳障り。宮部みゆきの『オモチャ』はクズが大量に登場。オチは何なのか?加門七海の『アメ、よこせ』は山の中の風景が良い。自然と触れ合うことはフィジカルにもメンタルにも良い。

  • イカまりこ

    噂話や昔話を含んだ都市伝説の怪談。なんというか、噂話を広めるのはよくないなとも思うし、昔の人が言ってることは守らないといけないなとも思うし。信じた結果、いい方に転べばいいんだけど怪異って思ったようにはいってくれないよな。最東対地の「カミソリおっさん」では約束を破る友人に報復もありかと思ってしまったが、物語はその先があってただの都市伝説製造の闇にビビった。宮部みゆき「オモチャ」は寂れた商店街と人のエゴで切なくホロリとする。山といわずどんな時もアメはカバンに入れておこうと思う。黒飴じゃなきゃダメなのかなぁ。

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