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麦ちゃんのめがね

最上一平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784406068970
ISBN 10 : 440606897X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

麦ちゃんの目がわるいことに気がついたのは、ママでした。いっしょにめがね屋さんに行って、フレームがうすいすみれ色のめがねを作りました。あした学校でなんていわれるかしら‥。引っ込み思案な麦ちゃん。でもめがねをかけると‥。繊細な麦ちゃんがどくとくの視点で、クラスのお友だちそれぞれをあたたかく見つめる物語。

【著者紹介】
最上一平 : 山形県生まれ。『銀のうさぎ』で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(ともに新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』(岩崎書店)でひろすけ童話賞、『じゅげむの夏』(佼成出版社)で産経児童出版文化賞JR賞受賞

かつらこ : 造形絵本作家として陶器、招き猫、お面などの立体作品、手描きTシャツ、ガラス絵などの制作を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • イカまりこ

    これ好きだな〜。お母さんが近視に気づいてくれてメガネをかけることになった麦ちゃん。メガネをかけたらいつもとは違う同級生の一面が見えてくる。私もメガネデビューした時の恥ずかしさや世界がくっきり見えた嬉しさを思い出した。メガネをかけたから、ってワケじゃないと思うけど、麦ちゃんは新発見を楽しめる子だなぁ。苦手だと思ってた男子も実は気を使ってる子なのかな。いい人だらけの本は嘘っぽいから好きじゃない。この本の登場人物は絶妙な塩梅で「嫌な人」にならなくて素敵。相手のいい面をキャッチできるのも素敵な人の現れだと思う。

  • 小学3年生の麦ちゃん。近視になり、めがねをかけることに。めがねをかけたら不思議と今までよりいろんなものが見えてきたような?!ジャイアンのような藤本くんだけれど、優しくておおらかな彼の良さもばっちりわかるし、出来杉くんのような岳くんもそりゃモテます。麦ちゃんの感性がとても良くてほっこり。中学年におすすめしたい。

  • 芦屋和音

    小3の麦は近視で眼鏡をかけることに👓️今まで「ぼんやりしてゆっくりな感じ」だったのが「パキーンという感じ」に見えるようになる。めがねに顔をのっとられた気分、とか麦の感じ方に納得!眼鏡が似合うと言ってくれた友美ちゃん、モアイ像ごっこをする健志郎、気になる存在の岳くん。眼鏡越しにキラリと輝く日常。

  • gero

    小学生が体に合わない大きなランドセルとか眼鏡をつけてると殊更にかわいく見えますよね。表紙にいる麦ちゃんがすみれ色のめがねをかけることで色々なものがくっきりと見えるようになるという話です。麦ちゃんはおとなしくて目立たない子なのですが観察眼が鋭くて友達甲斐があります。いろいろ見えるようになっても特に解決や主張に向かうことなくぼんやり流れていくゆるさが子供世界の空気感が出ていていい感じです。

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